時期外れのどんぐりころころ

お気に入りのスペイン料理屋さんで飲みました、どんぐりのリキュール。以前、ここにきた時は禁酒期間だった故に飲めなかったので、今回は意気揚々とチャレンジ。

そもそもどんぐりって何味なんだろう?日常的にどんぐりを食べないし、過去の記憶を掘り起こしてもどんぐりを使った何かを食べた気がしない。なお、とちの実は味を知っている。とち餅好き。でもあれはどんぐりではない。久しぶりにとち餅食べたい。

きのみってもんはナッツとかくるみの味がすると思っている節がある。その中で、栗寄りなのか、渋い野生寄りの味なのかが分かれる。渋味を感じると品種改良の余地があるなんて考えてしまうけれど、そうしてしまうとつまらないんだろうな。整理整頓された味は万人受けするし、安心して味わうことができるけれど、それはそれで冒険心が削がれていくのだろう。とはいえ、甘くてほくほくした栗は大好きです。美味しいもの。それはそれ、これはこれ。

さて、どんぐりリキュール。味の想像がつかなかったので、とりあえずソーダ割りをチョイス。私はなんでも水がソーダで割ればいいと思っている節があります。色は想像通りのブラウン。というよりはウィスキーの色合いかな。ソーダ割りだからかキャメル色に見える。かわいい。

チアーズ!こ、これは、ナッツ!渋味がない!でも純粋なナッツよりは少しクセがありつつもコクがある、美味い。ソーダ割りも美味しいんですが、なるほど、ミルク割りの意味がよくわかりました。お店のメニューを疑うものではないな、反省。

どうやらどんぐりエキスを使ったリキュールらしく、ナッツの香り付をしているとのこと。そりゃ開口一番でナッツって思いますわな。にしても本当に飲みやすい。これ、コーヒーに入れても美味しそう。なんてごくごく飲みました。無論、料理にも合う。特に生ハムとの相性が良かった。

やはり人は冒険心を忘れてはいけないですね。新たな出会いに感謝です。

@chihane19
つらつらと。