柚鳥ナツちゃん、実装されたのがちょうどブルアカのデータ全部消えた頃で。ビジュが天才的に好み(ジト目三角口ピンク髪)な上に声優が長縄まりあさんでうぎゃ〜〜〜〜〜ってなりながらYouTubeで彼女の情報を漁ったのを覚えています。
あと発言とか思想にちょっぴり哲学的なところがある←好き。勘弁して欲しい。ぽやんとしてそうで自分なりに考えを持って行動してるタイプの女の子ほんと好きなんですよね………………。
はい長い前置きここまで。ここまでです。
絆スト1話は『ロマン』。出会いたてのナツちゃんが何やら自由さを求めてお菓子に絡めた話を話し始める。首を傾げた先生に『その反応じゃ足りないな』とナツちゃんの思うロマンをご教授してくれる……ところから始まる。ロマンチストなんです、彼女。
時間ぴったりに来る先生に、これまた時間ぴったりにやってくるナツちゃん。他のストーリーとかだと彼女が寝坊して約束すっぽかしたりとかがあったので放っておかれなかったことそのものに好感度が上がりました(単純)
本題前に普通の授業みたいに退屈はさせないからさ、と話してくれる。なんか本当にこういう語り口の家庭教師さんとかいるよなぁ……。
ロマンというのは正直私もあんまりわかってない概念なので自分にとって近しい『情緒』という言葉に置き換えて認識させていただくのですが。彼女にクッキーを教材として渡されるシーンで、このクッキーの形や飾りはその時の作り手の心や思いの形を切り取ったもの(そんなニュアンスだったと思う)、だからその形をよーく見てロマンについて考えるといいよというようなことを云われる。はい好き。
創作物ってスイーツや文章に限らず心の形や思いの形をその時の1つに収めたみたいな、そんな感じだと自分も思ってるんですよね。だからすごく考え方が合致するなと思って…違ったらゴメンなんだけど…………。
そのクッキーを一緒に食べないか聞く先公。オイオイ、話の流れからして公開処刑ってもんだぜそれは(でも自分は恥ずかしさより嬉しいが勝つので創作物の感想を人前でしっかり拝聴したりします)と思ってたらナツちゃんも同じこと言った。愛。
その後にクッキーをくれるナツちゃん。結構美味しいと思うよ、自信アリ。って渡してくれる。も、もしかして本当に手作りなんでヤンスか!?ひ〜〜〜〜(泣)
とんでもない爆弾を落とされて授業初日は終わったのでした。
絆スト2つ目は、『包容』。人は自分と異なる思想を受け入れられないがため、その先にある『新しいもの』を見つけられないことがある。それを嘆かわしいことだと話すナツちゃんのモモトーク画面から話が始まります。
そうですね、めちゃめちゃ耳が痛え話題です。己がもっと広く色々なものを受け入れられる人間であったら開けた場所はたくさんあるな、うんうんと首を振ってたらシャーレに居ました。そこにナツちゃんもおった。
朝のニュースで見た排斥し合う人々を見て一人でそのちょっと暗い感情を抱えきれなくなったナツちゃん。それでモモトークであったような真面目な話題が続いたあとにナツちゃんからエスプレッソが好きか苦手か聞かれます。私の中の先生は割と40代くらいの気持ちなのでノータイムで好きを押すのですがその次にナツちゃんが好きなもの、エスプレッソとは割と対極に位置するものの話が出てくる。それが何かというとバニラアイス。甘味が好きな血苺、『異なる思想』『新しいもの』の話題の流れから何かを察する。
こちらの思考をよそにバニラアイスにエスプレッソをかけ始めるナツちゃん。これってさ、あれじゃん!これでしょ、アフォガード!(甘味好きのハチワレ)
そう、バニラアイスだけ、エスプレッソだけが好きな人間はたどり着けないであろう境地、アフォガード。うまくスイーツに例えた説明がめちゃくちゃ上手くて惚れ惚れしちゃうね…。
この異なるものを排斥せずに受け入れてもっといいものを探せたらいいのにね、というナツちゃんの話に先生がナツのそれも包容力じゃないかな、と話したところでオイオイオイって肩組みに行っちゃった(最高)
よくわからない、とか唐突とか言われ慣れているナツちゃんがその先生の素直な言葉を『ロマンチック』と評したの、距離が近づいたねえという感じがいたしましたし今回に至ってはナツちゃんと一緒にアフォガード一緒に食べたんですよ!!!!!これはもうお友達でしょうよ…
絆スト3つ目、これはもうメモロビだ!!!と思いながらタップ。題は『発掘』。
すごく重要なイベントだから先生にも来て欲しいと言われてはるばるやってきたものの、何があるのか………。っていうかこれって課外授業という名のデートでは!?座りなさい はい(着席)
到着した彼女から話を聞くと、『忘れられた駄菓子屋さん』の発掘に来たという。おそらくはもう人もいなくなって、古くてひとの寄り付かない場所故に見つけるのはかなり苦労したと語るナツちゃん。そういうところには一人で行かないのか…と思ったら、その場所は古くて物々しくてこわいので先生みたいな頼れる大人がいると怖くないかなと思って誘ったと言ってくれてめちゃくちゃニチャ…って顔しちゃった かわいすぎるだろ
情報が違っててもしもその駄菓子屋さんがなかったら?という話になった時のナツちゃんの台詞がめちゃくちゃに良いんですけど、喜ぶ覚悟も悲しむ覚悟もできてるからちゃんと進むよみたいなことを言っていて本当に本当に、好き…………。
その後にめちゃカワ美少女スチルが挟まって心停止したのですが心臓が8つあったので事なきを得ましたね よかったね〜
駄菓子屋さんの跡地はちゃんとあって、懐かしのお菓子がたくさん箱に詰まって置いてあって、ナツちゃんは目を輝かせて喜びます。まあ賞味期限とかはとっくの昔に切れてるでしょうが、それでも本当に発掘したみたいで嬉しくなれるよね。
それでお友達にも写真を送ろうとしてぱしゃりと1枚撮って、それを送る…と思いきや送らなかったんですね、彼女。写真に撮ってここの情報を外に出してしまったら悪い人が立ち入らなくても人が立ち入るきっかけになってしまってこの場所は少しであっても形を変えてしまうだろう、という懸念があってそのままにしておきたいと望んだのです、ナツちゃんは。
いやぁ、情緒だな。すごくいいなって思いました、この選択が。ここに来たことはちゃんとわたしの中に残るからって言っていてそうだね…ってなった、よかった。ナツちゃんの思慮深さ、すごく好き。その秘密の共有相手に先生を選んでくれて本当にありがとうという気持ちです。
さてここからは感想戦なのですがナツちゃんの頭にある両端のぴょこぴょこした髪の毛は耳だということが判明して今めちゃくちゃ狂ってます。助けてください。ブルーベリーパイと牛乳がお好きと聞いて今パイ作りを覚えようと画策しています。
推しはいいね、それでは。