ライター界隈を見ていると、自分とバックグラウンドの異なる相手を「業界の常識がない」などの理由で下げたり、経験の浅い人について「初心者ライターは〜しがち!」とTipsの出汁にしたりする自称ベテランライターが多い気がする。
私はこういった投稿に対して「ちぇ!ちぇ!嫌な感じ!」と思っていたのだけれど、“自分と他人との差別化”について考えてると、自分とは違う者を定義して排斥するって方法が一番簡単なのかもなって最近気づいた。
これってつまり、“仮想の悪”を定義することで自分たちを安定させるっていう、社会でよくある差別構造の、すごーーく規模が小さい版である。
ライター界隈では、この“仮想の悪”がSEOライターだったり、Webしか知らないライターだったりするので、ドンピシャで私やんけーーー!だからなんか嫌な気持ちになるのか。納得。
でもこの構造って誰でも内面化しているものだと思う。なるべく自分も気をつけようと思った。