うちの夫は家事をしない。というか、家事はやるが、家族のためのルーチンワークとして認識していない。
「気が向いたときにやる」のと「気が向かなくてもやる」では責任感に雲泥の違いがある。一人暮らしや夫婦二人暮らしであれば、お互いが「気が向いたときにやる」タイプでも成立するが、子どもがいると話は別だ。
親になったからには、体調が悪かろうが仕事で忙しかろうが子どもがお腹を空かせてたら何か用意しなければならない。
しかし、親になって12年弱、夫にはその責任感が一向に生まれない。より詳細に言うと、私が家のなかにいる状況において、その責任を放棄しがちである。たとえ私が仕事をしていて、夫が休みであってもだ。
いい加減ムカつくので、年末あたりからめちゃくちゃ口に出すようにした。
「お湯沸かしといて」「ゴミ出しといて」「風呂そうじしといて」「洗濯もの畳んで」「お昼何もないから米炊いといて」「自分のパンを切るなら、ついでに子どものパンも切って」など。
言われなきゃわかんないって言い訳ができないよう、めっちゃ言うスタイルに変えたら、すごくやるようになった。
面と向かって言うって大事だなぁ、と改めて実感した。