暦の話

chikada
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建国記念日は、神武天皇の即位の日からとったとされ、それは当時の正月であったと知る。つまり建国記念日は、もともと旧正月であったのだ。たしかに春節の日とかなり近かった。

しかし、立春もまた新年の始まりではなかったか。節分は随分前に過ぎたので、その翌日である立春も随分と前だ。旧正月と立春は、どちらも古い暦での新年のはずなのに、どうしてこうも日がズレているのか。

どうやら旧正月は月の動きを基準とした太陰太陽暦による年始だが、立春は太陽の動きを基準とした二十四節気による暦なのでズレているらしい。むしろ太陰太陽暦が実際の季節の移り変わりとズレているから、二十四節気が生み出されたので、両者がズレているのは当然なのだ。

しかし、それならなぜ太陰太陽暦は廃されなかったのか。

というようなことをこの前調べて思ったから、ブログに書こうと思ったまま時期を逸したので、こっちに書いてみた。