the Chemical Bros.

chikeso
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the Chemical Brothersの2005年のアルバム"Push The Button"の2曲目、"The Boxer"です

彼らの曲をしっかり聴こうとする人は、邪魔されない環境で1人で、ガチンコ状態でアルバムの最初から最後まで聴く、という人が多いのじゃないでしょうか。

ただ個人的にはこの"Push The Button"という作品に関して言えば他のアルバム作品よりも曲同士の"もつれ"のようなものが少ない気がします(※いま改めて聴いたら全然そんなことありませんでした。記憶で語るのは良くないと猛省しています。音楽は聴くのが一番!)

この曲を聴くと、津野米咲さんが2017年にザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』50周年記念エディションの発売に寄せたコメントを思い出します

"とにかく大好きな「Fixing A Hole」が収録されているということで、この盤は特別に認識しております。 複雑なコード進行やメロディの運びを、気ままに漂う心のように扱われておられます。  自分にとって、教材のようで友達のようなアルバムですが、50年前とかほんとまじ意味不明ウケる。 ありがとう、The Beatles。

-----津野米咲(赤い公園)"

英国はビートルズおよびケミカルブラザーズを輩出しておりますが、このケミカルブラザーズの"The Boxer"は自分にとってビートルズの"Fixing A Hole"と同じ位置に感じます

まるで友達と会うような感覚で聴ける、珍しい一曲です

ちなみに私がガチンコで聴いて特に思い出深かったアルバムは"Born in the Echoes"です。初また聴いたときは泣いてしまいました。