#07

chill
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仕事時間と収入は比例している。私は月の収入が20万円くらいになるとインプットする時間が確保できなくなるらしい。

インプットという行為は自身に大きい歯車を取り付けるのと一緒で、やればやるだけ労働対費用効果を上げることができる。インプットしたい。サボるために頑張りたい。

私に根性があれば睡眠を削って読書なり勉強なりすればいいのかもしれない。が、困ったことに私は「根性なんてクソくらえ」と思っているので、根性以外の因子を変える必要がありそうだ。

月20万円も、別に高くない。なのにインプットができていない。これだけでもうおかしい。つまりは時給が低い。育児中で作業時間が少ないとはいえ、もう少し何とかできないだろうか。

思えば、私はライターらしくない働き方をしているかもしれない。

執筆依頼が来て書く。これはライターのあるべき姿だが、それができるのはクライアントの編集体制が整っている場合に限る。私は編集部がない所にアサインされることも多いので、こちらから施策を提案し、どう編集部を構築していくか、次のアクションは何か、作業フローでムダな部分や必要な部分はどこか、クライアントはどのようにAsIs/ToBeを考えているのか……みたいなことを詰めている。

馬鹿にできないコミュニケーションコストだ。1つ1つは小さいけれど、チリツモで結構な時間をとられている(気がする)。でありつつも結局はライターとして記事単価で請けているので、このコミュニケーションに金銭は発生していない。

払われていなくても、クライアントは全然悪くない。私は「ライターです」といって仕事を請けているし、そのときは単価交渉もしていないし、気になる所があれば無意識に首を突っ込んでしまっていて、本来やらなくていい所まで気を回してしまっている。勝手に突っ込んだ首が抜けず、苦しくなっている。自業自得である。

さて、インプットの時間を増やすにはどうしたらいいか。考えられる策は3つ。

1,ライターとして、施策にはノータッチで行く

2,自身を編集者やマーケター、ディレクターとして売っていく

3,収入を一定捨てる

個人的には、2と3の中間あたりで頑張りたい。仕事をするならちゃんと結果に繋げたいから。「メディアを作る」という施策自体が間違っていた場合「その課題はメディアじゃなくて、○○の方がいいと思います」まで言えるようになりたい。施策がブレている状態で記事を書く虚しさったらない。

さあ、収入を捨てよう。

@chill
半分寝ながら書いています