5月:「哭声」に始まり「女神の継承」に終わったGW(儀式ウィーク)でした。
6月:逆張りで取っていた「アンナチュラル」と「MIU404」を観ました。「アンナチュラル」の第一話が作品のテーマを象徴しており、いちばん心に残りました。この期に及んで夕日はきれい、食べ物はおいしい。
7月:仕事をしていた記憶しかない、心がすっかり死んでいる――!
8月:複数人でのお泊まりのさ中、寝室からエスケープして一人で「Pearl」を見ていました。回復するMP、消耗するHP。
9月:山本有三記念館で「濁流」の企画展示を見ました。作家という生き物の至上命題はやがて「何を書くか」より「何を読ませるか」になるのかもしれない。
<映画>
銀幕をにらむ横顔 三分のエンドロールを引き伸ばしたい
<歌>
不健全賛歌こぞりてチルとなす ポップはこころの絆創膏だ
<小説>
読み止しの人生にだってモーパッサンの種明かしが必要だよね
<その他>
私じゃない私で 此処ではない何処かで もう一度だけ君に会いたい
2番線ホームで君を待つ あの日の約束が遅延している ずっと
拝啓 あの日の私よ無駄なことなど何ひとつないのだ 敬具
晴れた日の1Kにだけ現れる 幽霊と窓辺で踊りたい