これを読んでいる誰かへお元気でしょうか。私は何とか元気です。昨年の夏あたりから、ありとあらゆる居場所がコンテンツとして提供されていくインターネットの様相にすっかり気が滅入ってしまいました。無論、今までもそういった傾向はあったのでしょうが、こうして顕在化するまで気付かなかったのだから、不思議なものです。そうして早数か月。「しずかなインターネット」のコンセプトを目にした時、いつかの自分が好きだったコンテンツたちを想起しました。「どうぶつの森」のメッセージボトルと「ひとりぼっち惑星」というアプリゲームです。誰かに届いてもいい、誰にも届かなくてもいい。でも誰かに届いたらうれしい。そういった幼い気持ちによって、どこへ届くとも知れない文章を考えていたことを思い出しました。ここではあまり固定のジャンルに捉われず、その日あったことや自分の好きなもの、言語化をしておきたいものたちについて、備忘録的に書き散らしていきたいと思っています。あとは筆のリハビリも兼ねて。140字のテキストボックスに収めることに執心していた対SNS用文章も、少しはのびのびしてくれるとよいな……と思いつつ。