退院して最初の出勤日、さすがにリモートワークした。傷の痛みはないけど、なんとなく気持ち悪さがある。早く完治してほしい。
家で仕事をすると、ヘッドホンで好きな音楽聞けるし、単純作業のときはドラマも流しながらできるし、鼻歌だって口ずさめるし、自由でいい。気になったことをすぐ聞ける人が周りにいないのは割と面倒だけど、電話をかければ大体誰でも出てくれて何でも答えてくれるからありがたい。
1月から新しいグループに所属になるため、今週から新グループの方のミーティングに参加し始めた。グループごとにメンバー間のダイナミクスが全然違うので、新しいグループではどういうふうにコミュニケーションをとっていくのか、楽しみな気持ちと緊張する気持ちがどっちもある。
1月からの目標としては、会社の人に入れ込まないことを決めた。会社の人は私の人生とは関係ない人。私にとって大切な人たちは別の場所にいることを忘れずにいないと、余計なところで疲れてしまう。
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18:00ぴったりに退勤して、すぐテレビをつけた。ここ最近ずっと日記にも書いてるM!LKが音楽番組に出るというので、楽しみにしていた。
M!LKが18時台に出演するということはわかっていたので、彼らが出てくるまでほかのアーティストのパフォーマンスを観て待った。日本の今の音楽シーン、わからなすぎて全然ノれなかったけど、日本の音楽シーンがハマらないタイプの人にとってはM!LKも普通にノれない存在なんだろうなと思ったりした。
JPOPにはなんとなく苦手意識があるが、なんでなんだろう。何の曲を聞いても同じことを言ってるようにしか思えない恋愛ソングが嫌いだからなのか。正直M!LKにも恋愛以外がテーマの曲を歌ってほしいと思う。彼らの音楽性がすごく好きでファンになりかけているわけではないのが悲しい。
彼らが出てくるのを待つ間、ここ数年でよく聞くようになった女性アイドルたちが何グループが出てきて、ぼーっと歌詞やみんなの衣装を観ていた。日本なりのbimboficationと捉えられるのかなぁと思ったり。それにしても女性アイドルにおける女性性表象は辿ってみると面白いだろうな。ここまでbimboというか、male gazeを受け入れてそこにフィットすることで自分を認めていくスタイルの女性性が前面に出された女性アイドルって歴史のなかでも何気に珍しい気がする。聖子ちゃん的な「ぶりっ子」bimboficationとも違うというか…。卒論書ける。
待ちに待ったM!LKは18:30すぎくらいに出てきた。歌も上手だったし、彼ららしいコミカルな演出やダンスが観られて大満足だった。M!LKはマスキュリンさを押し出したアイドルではなくて、そこらへんは往年の旧ジャニーズアイドルと同じ路線だ。むしろ売れている男性アイドルでマスキュリンさを押し出している子たちを見つける方が難しそうだ。絶対にすでに研究し尽くされていることだろうけど、男性アイドルにおけるマスキュリティと女性アイドルにおけるフェミニニティの位置づけの違い、気になる。
今回彼らが着ていた赤いスーツに白いリボンがあしらわれた衣装がかわいくて良かった。
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M!LKのYouTube動画を見漁っているわけだが、私はやっぱりリーダーの吉田仁人さんが一番刺さっている。彼を観察するなかで気づいたのだが、私が以前大好きだった嵐の松本潤と、彼もまた似た性質を持っている気がする。
本人しかわからない謎のこだわりがあったり、最初の印象とは裏腹にかわいいアイコンにされていたり。明確に私のなかに好みのたたずまいというものがあるんだろうなと感じた。
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個人的な「好き」の話をされてもなんのこっちゃ、と読んでいる人は思うだろうが、アセクシュアルである私にとっての「好き」がなんなのか自分でもまだ探っていきたい部分が多くて、実際に生活の中で会う人でも、画面越しの人でも、私が「好き」と思う人についてはガンガン掘り下げていきたい。
好きな人が多いのは単純に楽しいしね。
アセクシュアリティの探求はまだまだ続くのであった…