高校生のとき、枡野浩一さんに出会って以来、短歌が好きです!
枡野さんとお会いしたときに、「大好きな短歌があって、そらで言えます」って、その場で短歌を言ったとき、笑ってくれたことがあります。
▽あの夏の数かぎりない君になら殺されたっていいと思った (枡野浩一『ますの。』)
▽あの夏の数かぎりなきそしてまた たつたひとつの表情をせよ(小野茂樹『羊雲離散』)
小野茂樹さんの有名な歌の本歌どりです。両方いいよね~。犬の歌で有名な木下龍也さんも、「短歌ください」の穂村弘さん、えっちな短歌の佐々木あららさんももちろん大好きなのですが、わたしは、やっぱり、佐藤真由美さんが一番好きなのです。
▽今すぐにキャラメルコーン買ってきて そうじゃなければ妻と別れて(佐藤真由美『プライベート』)
これを読んだときの衝撃!57577にこんなドラマティックなものになるなんて!
▽好きでもない人を傷つけてしまったスキップで近づいてごめんね(佐藤真由美『プライベート』)
▽うぬぼれていいよ わたしが踵までやわらかいのは あなたのためと(佐藤真由美「恋する歌音 こころに効く恋愛短歌50』)
この本歌取りも好きなんです。
▽マスカラがくずれぬように泣いている女を二十五年もやれば(佐藤真由美『プライベート』)
▽伝線をおこさぬように脱がせてる 男を三十二年もやれば(佐々木あらら)
佐々木あららさんの短歌って、ぬるい空気感が伝わってきて好き。
▽外に出すのが愛なのか中で出すのが愛なのか迷って出した(佐々木あらら)
▽それじゃあね君が別れてよかったと思えるように禿げたりするね(佐々木あらら『モテる死因』)
そんなこんなで、歌人の方のトークショーに行ったり、作った短歌を添削してもらったりしてるのですが、大好きな岡本真帆さん(まほぴさん!)が、大好きな本屋さんでサイン会をするということで行ってきました。
岡本さんと言えば、この二首ですね!
▽ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし(岡本真帆『水上バス浅草行き』)
▽平日の明るいうちからビール飲む ごらんよビールこれが夏だよ(岡本真帆『水上バス浅草行き』)
1首好きな短歌を直筆で書いてくださるとのことで、迷いに迷って、ザファ短歌から1つ!選ばせてもらいました!
最高だ~~!優しく丁寧に、目を見て話してくださって、本当に感激でした……。ないしょのお話も聞いちゃった。いえい。名古屋の人気のお菓子も渡せてよかった~!
友人と名古屋の短歌の聖地「平和園」で中華を食べていたところ、岡本真帆さんも来店!お忙しいはずなのに、すこしお話させてもらって、嬉しかったです。近くで、岡本さんが短歌を作っているのが聞こえて震えた……。
平和園にはお客さんが短歌を書くノートがあり、岡本さんが書いたあとに見せてもらました!ビールの!やつ!
岡本さんと編集の方(かな)が美味しいって言っていた青椒肉絲も食べれたし、満足でした~!おいしかったから、また行きたいな。
https://nanarokusha.shop/items/660fba3e519201034460d11b
ちゃんと短歌と向き合いたいな〜この方は短歌教室もされてるから気になってる〜!出版記念トークショーは行った!
水戸くんの短歌を詠んだ方だよ!