今朝も一通、会社サイトのフォームから便りが届いた。駆け出しWeb制作者の方からだった。
会社サイトをリニューアルしたのが去年の6月なので、その後から「2〜3件/月」程度で届くようになった。(いつぐらいからかはっきりとは覚えていないけれど。)
記載されている文面も大体いつも同じ。ポートフォリオのURLも記載されているので一応見てみるのだけれど、驚くことに中身も大体同じ…。違うのは送ってくる差出人の名前ぐらい。
挙げ句、ポートフォリオ内のとある事例のサイト名で検索をかけてみると、検索結果に同じサイトを違うURLで公開しているのか、見た目同じでURLが違うサイトがたくさん結果に上がってくる始末…。
一体何がどうなってこういう結果が見えてしまうのかよくわからないが、メールの送信者は「業務委託契約」を結びたいらしい。申し訳ないが、こういう結果を目の当たりにして、とても業務委託を結びたい気持ちにはならない。(正直、求めているスキルも満たせてないから十中八九お断りである。)
当然のことながら、こちらから送信者に返信メールを送ることはしていない。
正直困ったものである。
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たまたま「X」のアカウントのURLを記載されていることもあったので、ポストの内容などを見させてもらった。
そのポストの中で「営業◯◯件」と書いてあったのだけれど、その営業っていうのは今朝受け取った「フォームからの問い合わせ」のことなんだろうか??
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個人的に思うが、それは営業とは言えない。
多くの方々から届くその「営業メール」の文面は残念ながらテンプレートとしてみんなが使いまわしている文面で、あなた自身の言葉では無いのです。
だから、そこに書いた薄っぺらい文面は「今のあなた自身」を象徴しているんだと思います。
最初は誰しも「駆け出し」です。それは私も同じでした。でも、できることならもっとひたむきに、もっともっと本気で「Webサイト制作」という仕事と向き合ってもらいたい。
今のあなた自身がすべきことは、テンプレートの営業メールでおこぼれの仕事に与ることではないはずです。
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あと、個人的にそんなあなたにチャンスを与えてあげれるほどの力がまだ備わっていない事を少しだけ謝ります。
大した力もないのに偉そうに言ってごめんね。