生まれついた頃から孤独に慣れていたわけでも孤独を好んでいたわけでもない。
孤独にさらされる回数が多かったから適応しただけのこと。
でも、そうやって染みついたわたしのあり方は、おとなになって誰かと共に何かをやることが当たり前になっても変わるわけではなく、逆の適応がとても難しい。(孤独の逆とは何だろう)
それが生きにくさを感じる要因になる。
そして薄情だとか、気遣いがないとか、恩知らずだとかの罪悪感に苛まれる。
そんな風に育てたのはあなた達なのに、という育ててくれた人への感情が湧き起こり、そう感じてしまった自分にまた嫌気がさす。
もう放っておいてほしい、わたしは1人で生きれるからと思う反面、それもまた間違っていて、今すでに支えられて生きていることも知っていて、あらゆる感情にうずもれて見失い、諦める。
孤独に慣れた人は、ほんとうに生きづらい。