いったい何が忙しいんだかわからぬまま目を回し続けて今日の仕事が終わった。終わったんだが終わってないんだかもわからない。家には赤福がある。
昨日、デートの帰りに彼女が東京駅まで行って買ったのだ。赤福、なんだっけ赤福、三重だったかな……と思いながらぼんやりと列を眺めていた。列というほどでもなく5〜6人。彼女は数分で戻ってきた。満面の笑み。よかったよかった、赤福がなんなのかいまいちわからんが、彼女が笑顔ならなんだっていいのだ。
それが家にある。おやつというものは食べどきがわからない。私は午前9時から午後8時くらいまで目を回している。コーヒーは必須だが間食の余裕は1ミリもない。仕事が終わると少し運動をしたり、風呂に入ったりする。彼女がごはんを作ってくれる(ありがたいことです)。ごはんでお腹いっぱいになる。しばらくふたりでのんびりする。寝る。起きる。また目を回す……。
おやつの入り込む隙がない。
おやつは好きなんですが、なかなかこれが難しく、我が家には気まぐれで買ったり、人からいただいたりしたおやつが溜まっていく。由々しき事態だ。おやつを食べるには、力を込めて、時間を取る必要がある。
仕事から帰ってきた彼女が言う。
「赤福を食べます。今!」
力が込もった。
夕飯前だ。しかしそんなことを気にしていたら一生おやつが食べられないのだから、力が込もったこのときこそがおやつどき。私は我が家のドリンク担当としての地位を確立しているから、赤福に合いそうなドリンクとして煎茶を淹れた。
赤福は2つもらった。適量がわからなかったからとりあえず2つにしておいた。かの有名な赤福は、簡単に言うとあんころもちで、煎茶によく合う。おいしかった! 量も2つでちょうどよかった。私は甘いものがあまり得意じゃないから、これ以上食べると甘さがしつこくなるだろう。一番おいしいところで食べ終わった。彼女はわかんないけど8個くらい食べていました。
そして私は仕事に戻った。終わったんじゃなかったのか。ちょっとこれだと明日回りすぎて死ぬなと思ったので戻った。目が回る。回る。これくらい回せば明日の回転数もなんとかなるかもしれないというところでやめた。お疲れ様でした。以上、今日は普通の日記。何の刺激もない日記なのでここでド下ネタのひとつでもブチかましてやりたくなりますが、苦手な人もいるでしょうからおだやかにおわり。
晩ごはんはもちろん普通に食べます
リュウジ! 信じるぞ
