はじめに
なんと私は仕事というものを週5でやっていてマジありえない。
ありえないという気持ちは強く持って生きる所存だが、働いている中で、「あなたが普通にやっていることは案外他の人はやってないし、やりかたも知らない。そこを言語化して共有して、他の人もあなたと同じクオリティでできるようになったらそれは大きな成果になる」みたいなことを言われた。
確かに! と思ったので、今日は私がやっているコーヒーの淹れ方について書く。私としては特に変わった淹れ方はしていなくて、ちょっと調べればいろいろテクニックも出てくるが、もしかしたら共有してみることで喜ぶ人がいるのかもしれないと思うので書く。フィードバックももらえるかもしれないし。
あと見出しを使ってみたいから使います。
わりと美味いコーヒーの淹れ方
豆を買う
まず豆を買う。粉じゃない。豆です。
ここは個人的には譲れないところなんだが、当然豆を買うとミルも買うことになるので、そのへんはお持ちのリソース(金と時間と手間)と相談してほしい。ミルは安いものなら1000円くらいかな? 高いのは上を見たらきりがない。手動と電動があり、楽で速いのは電動。手動はガリガリ回して挽くやつ。
私は豆をガリガリ挽く時間が大好きなので手動ミルを使っている。これです。
以前は適当に買った1500円くらいのやつを使っていたが、もう信じられないくらい力が要って大変だった。私の握力が12kg(17歳時点)とカスであることも一因かもしれない。毎回顔を真っ赤にして唸りながら豆を挽いていた。肉体労働である。
あと、ペーパードリップに適した挽き具合(豆をどれくらい細かくするか)というのもあるのだが、安いやつはこれも調整ができてるんだかできていないんだかよくわからず不満だった。
上に貼ったやつは「調整が簡単」「サクサク挽ける」と評判だったので選んだ。私が買ったときは8000円くらいのがセールで6000円くらいになっていたが、けっこう値上がりしてるな……。1万円はなかなか勇気のいる値段だと思いますが、本当に力は要らないし、2年くらい使ってるけど不具合もまったくないし、使い心地は最高です。
豆に関してはいろいろ買ってみるのがいいかもしれない。個人的にはスペシャリティコーヒーと呼ばれる高い豆よりも、焙煎したての豆のほうがはっきり美味しく感じた。自家焙煎のお店はだいたい焙煎日を書いているのでおすすめ。でも、会社のコーヒー好きは「結局のところスタバが一番コスパいい」と言っていた。大量に仕入れるからその分値段のわりに美味いらしい。
ミルはちょっとハードル高いな……という人は、焙煎したての豆をお店で「ペーパードリップ用に挽いてください」と言って買うといいと思う。
豆の保存については、一番いいのは密封して冷凍庫だと聞く。とにかく空気・湿気・光にどれだけ触れないかが大事らしい。みんな憧れのおしゃれなガラスキャニスターは光の点でアウトである。しかし冷凍庫保存の場合、結露に気をつけなければならないのが大変そうで見送っている。結局今は買ったときのジッパー付きの袋のまま常温保管している(なんとなく閉めるとき空気をできるだけ抜いている)。
豆を挽いてドリッパーに載せる
ドリッパーはふるさと納税でもらった陶器のやつを使っている。前はプラスチックだったが、これで味が変わったかというとよくわからない。すみません。でも気分は上がる。
フィルターも特にこだわりなくハリオのやつをまとめ買い。
ドリッパーとフィルターに関して気を付けるべきなのは、「円錐型」と「台形型」の2種類があることだと思う。ここは合わせないといけない。私は以前、円錐型のドリッパーを持っているのに間違って台形型のフィルターをまとめ買いしてしまって、奇妙に歪んだフィルターに恐る恐るお湯を注いでいた時期がありました。
豆の量は20gで一度に2杯分淹れている。これは以前読んだコーヒー好きのブログで、「豆の量が少なすぎるとお湯が速く落ちすぎてしまって美味しくならない」という情報を見たからそうしている。そのブログではどうしても1杯だけ淹れたいときは14g、最低14gは使わないとだめだ、と書いていて、じゃあ2杯淹れたほうがお得じゃんというわけだ。
お湯はだいたい450mlくらい沸かす。これで400mlくらいのコーヒーができる(ホットの場合。ちょっとここは後述)。「ADHDはカフェイン中毒になりやすい」という言説に怯えているので1日1杯を守っていて、一緒に飲む人がいれば分けるが、いないときは半分は明日に回している。豆の鮮度の話をしておいて淹れたコーヒーは1日置くのかよという感じだが、私は次の日も美味しく飲んでいます……(彼女は置いたやつはまずいといって飲んでくれない)。
お湯を注ぐ
コーヒーサーバー(コーヒーが落ちる容器)はニトリの適当なポット。目盛りはほしい。保存するなら蓋ができるやつがいい。
お湯を沸かすポットは彼女が持ってきた10年もののケトルで、これもこだわりなし。なんかよく見る、注ぎ口がニューと長い金属のアレのほうがお湯が均等に注げて美味しくなるらしいけど、移すのも面倒で……。
お湯の温度は80℃がいいとか90℃がいいとか派閥があるんだが、とりあえず大半に共通する意見として、沸き切った100℃では熱すぎるらしい。温度計なんてものはないのでポットの蓋を開けて10秒くらいボンヤリすることでなんとなくちょっと下がったかなという気持ちになっている。適当である。
あとは慎重に注げばいいんだが……少し前に神アイテムを手に入れたのでぜひ紹介させてほしい。

天才の発想
ダイソーで100円で売っている「シャワードリップ」というやつ。これをドリッパーの上に乗せて、お湯をガーと注ぐと、チョロチョロいい感じの速度でお湯を落としてくれる。これ最高! お湯は一定のペースで注ぐようにとよく言われるが、ケトルでやるとなかなか腕が痛いので、この商品は救世主。
ちょっと工夫していることとして、先程400mlのコーヒーが作れると書いたが、コーヒーが300mlくらいできたところでお湯を注ぐのをやめる。そして残りの100mlはコーヒーに直接お湯を加える。そんなことしたら薄まっちゃうじゃんと思われるだろうし、私も最初相当抵抗があったんだが、そのほうが美味い。
なんでもコーヒーの旨味成分的なものは前半でだいたい抽出しきるらしい。そして残り1/3~1/4あたりになると、旨味成分はほぼ残っておらず、逆に雑味が増えてしまうらしい。だから400ml分の豆だけど、300ml抽出して、100mlの湯で薄めましょう、ということだ。これはやってみたら「確かに!」と思うくらい味が違った。特にアイスコーヒーのキリッと感が上がった。でも雑味が多少あったほうが美味いという人もいるので、試して好みを見つけてほしい。
なおアイスコーヒーの場合は300ml作ったあとお湯を加えず、大きめのカップに氷をモリモリ入れて150ml注ぐとちょうどいい感じ。
お好みで何かを加える
私は胃をいたわるためにミルクをたっぷりめに入れる。猫舌だからこうするとすぐ飲めるというのもある。私は砂糖は入れないが、彼女は大さじ1/2くらい入れるのが好きなようだ。
少し話がずれるが、いつも買っている牛乳が品切れでしかたなく350円くらいするたっかい牛乳を買ったときは「店……?」と思うような仕上がりになって怯えた。「よつばと!」で1本1000円の瓶の牛乳が出てきたとき、正直何が違うんだいと思っていたけど、飲み慣れたカフェオレにしたらものすごく理解できた。1000円のやつで作ったらどうなっちゃうんだろう。なお安い低脂肪乳とか乳飲料的なやつはションボリした味になるのでやめよう(個人の意見)。
飲む
最高! やった~!!
パン、クッキー、チョコレートなど、おともがあってもいい。和菓子も意外と合うよ。
おわりに
コーヒーマジこだわりすぎるときりがない。もしかしたら世界ってなんでもそうなのかもしれない。私のやり方はリソースと相談したうえでこれくらいなら楽しくできるな、という範囲でやっている。みんなもできる範囲で、ぼんやり適当に美味いコーヒーを飲みましょう。
異論・反論・おすすめの豆情報など歓迎します。
