北海道へ行った話③

チハヤ
·
公開:2025/3/23

どうもチハヤです。北海道旅行記、ヴェルサイユリゾートファーム編です。

やってきましたヴェルサイユリゾートファーム。大きな門をくぐるとそこにはすごい光景が広がっていました。だだっ広い牧場、その中にぽこぽこ生えている牧場に面した四角くてかわいい宿泊棟、広場のど真ん中にそびえる競馬場によくあるゲート(原寸大)そして点々と落ちている野生のヨギボー。本当にその辺に自生しているんです、あのヨギボーが。

まずはチェックイン。チェックインはカフェで行うのですが入った瞬間こちらの施設のSNSで死ぬほど見た看板猫のほっけちゃん。超かわいいし非常に人懐っこい。わたしは何年か尾道に住んでて尾道の全く人を恐れない人間にぐいぐい来る猫たちを愛しているのですが彼らに近いものを感じました。わたしがチェックイン手続きをしている間に店内をとことこわがもの顔で歩き回り、店内にやっぱりぽこぽこ置いてあるヨギボーのど真ん中ですやすやと寝る。ずぶとい。かわいい。同行者二人は大喜びで写真を撮りなでなでする。ずるいぞわたしも混ぜてください。

ほっけにゃん

というかチェックイン手続きも専用のカウンターとかではなく普通に飲食を行うテーブルで行ったのですがもう席の周りにこちらの施設の功労馬達の写真やゼッケンなどが飾られまくっている。というかわたしの手続きしていた席がまさにウマ娘の推しの一人であるタニノギムレットの席で非常に……気が散る……っ!写真撮らせてほしい(撮りました)そして物販コーナーも同じカフェにあるのですがもう……なんかまずいなという気配がすごかったです。わたしの金はここで消えるという確信がありました。

爆イケローズキングダム
推しの名がヨギボーに刻まれている
この横でチェックインしてました。
祭壇

とはいえまずは今日のお宿の確認です。ヴェルサイユさんは牧場に面した宿泊棟が非常に有名ですがさすがに大人気だったようで普通に空きが無かったため、今回泊ったのはかつて職員さんたちの寮として使われていた場所です。外観は完全にその辺のアパートだったので「やっべ……しくったかもしれねえ……」と実は心の中でド冷や汗をかいていました。しかし実家みたいなドアを開け実家みたいな洗面台を抜け実家みたいな台所を抜けると、突然バカでかいソファがありました。しかもただのソファではありません。本当にヴェルサイユの名にふさわしい華やかにソファです。そしてその奥には畳の和室、そしてでかいベッドがおかれた部屋。今回は3人での宿泊ですがベッドは一人用のため運転手である相方がベッドで、残り二人が和室に布団を敷いて寝るという形になりました。

ベッド、デカすぎる

そして宿泊者特典として、厩舎内に入ります。ヴェルサイユさんは基本的に予約なしで見学ができますが営業は夕方まででその後馬たちは厩舎に戻るわけです。その厩舎に戻る様子や厩舎でくつろぐ様子を見られるのは宿泊者の特権です。いいでしょう。広い、本当に広い牧場から馬たちがとっとことーと帰ってくるのはそれだけで絵になります。向こうの方には鹿たちも見えます。あれは飼ってるんですか?と質問したところ「勝手に入ってきます」とのことでした。さすが北海道は不法侵入のスケールがでかいぜ。

さて、厩舎ですがこちらで初めて推しと対面しました。タニノギムレットです。が……ずっとたくましい臀部を見せつけてくださいました。お尻はムキムキでした。AERUでもあったたくさんのお守りが厩舎の部分に飾ってあり愛されているのだなあと感じ、更に無口もすぐ近くでみることが出来ました『Tanino Gimlet』と刻印されたネームプレートがおっしゃれーで大興奮。オタクは興奮のコスパが良い。そしてその向かいの厩舎でうろうろちょろちょろするオジュウチョウサン。元気だね。かわいいね。そしてずっとギムレットがケツを向けている先に窓があることに気付き外に出ると……ギムレットだぁ~!!ぬん、と顔を出していましたがやっぱりあの特徴的な目が凄い。押しであることを抜きにしても自然と敬語になります。フルパワー目力でした。ギムレットが破壊した柵の残骸と一緒に飾られたウマ娘のギムレットパネルの写真も撮りこの時点でだいぶ推しパワーを補給出来ました。

さて、18時になり厩舎の見学時間も終わったので今度はお夕飯タイムです。車で目的のお店まで向かいますがまあ道が暗い。ド暗い。わたしは割と一人旅をするタイプなのですが仮に一人でここ泊まりに来ても夜はこわくて外出れなかったと思います。それほどに暗い。後普通に道をキツネが横切る。シカも横切る。北海道の歓迎をうけています。

夕食はメルシーという洋食レストラン。ハンバーグやパスタなどもおいしそうだったのですが全員オムライスでした。わたしはデミハンバーグオムライスだったのですが厚みのあるトロトロ卵のオムライスの上にまんまるくて大きなハンバーグとたっぷりキノコが入ったデミグラスソース。おいしかったです。近所にあったら週一で通っていたと思います。店内も落ち着いていて本当に居心地がよかった。

そしてヴェルサイユの宿泊棟着。チェックインの際に「猫が部屋に入ろうとしてくるけれど入れちゃだめですよ~」と言われていてへえ~と話半分に聞いていたのですが駐車場に着いたら猫が待っていました。多分車のエンジン音を聞いて来たのだと思います。えらすぎる。いやどうもどうもお待ちしておりましたよ!みたいなノリで入ってこようとするのをやんわり押しとどめ部屋に戻りました。部屋に置いてある2024セレクトセールのカタログを見たり今回の三人が全員プレイしているアプリゲームの周回をしたりしつつ風呂に入って就寝。なぜならわたしの朝は早いからです。

今回最終回の予定でしたがもう長いので一度切ります。次回本当に最終回です。

@chtk
チハヤとか時任とか名乗っている昭和生まれの人。