大学時代はビールしか飲んでいなかった

山崎
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公開:2025/12/22

大学で所属していた落語研究会は、なかなかイカれた部活だった。落語研究会、通称落研(おちけん)というと文化系に思われるかもしれないが、実際には大学によってカラーが異なり、バリバリの体育会系なところもある。自分のところは後者だった。

飲み会も多く、練習が週3であり、その後は「公式飲み」と称される飲み会があった。そしてそこではビールしか飲んではいけないという決まりがあった(記憶があやふやだけど、ソフトドリンクも原則としてNGだったように思う)。今考えてもよくわからないけど、酒を飲むやつがえらい、ビール以外を飲むやつは女々しいみたいな風潮があったのではと思う。会計役(役割が決まっており、会計役が注文を取り仕切っていた)が楽とか、提供が早いとかの実利的な目的もあったのかもしれないけど。

そんなわけで基本的に大学時代の部活の飲み会ではビールしか飲んでいなかった。自分としては特にビールが苦手とかいうこともなく、何も考えずに飲んでいた。どちらかというとビールの味は好きだった。

今はどうかというと、単に健康上の理由でビールは控えている。一時期尿酸値が高かった時期があり、それ以来の習慣だ。今は基準値を少し上回っているぐらいで多少飲んでもいいのだろうけど、たまたまテーブルに瓶ビールが余っているとか、生ビール以外を頼むとオーダーが大変そうだとか、ある程度の事情がないと飲まない。たまにやっぱり一杯目は生がいいな、と思うこともあるけど、別に我慢できる、それぐらいだ。

余談だけれども、昨年ひさしぶりに大学時代の行きつけの店に訪れたところ、ママさんが「最近の学生はぜんぜん飲まなくなった」とボヤいていた。これも時代だな、と思った。

@chuff_chuff
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