祖父が亡くなったので、小豆島の実家に3年ぶりに帰った。弟と姫路駅で待ち合わせをして、姫路から一緒にフェリーで帰った。家を10時30分に出て実家に着いたのは19時だった。久しぶりに海の匂いや漁船が波にぶつかる音を聞くと懐かしい気持ちになって、子供の頃のことをいろいろ思い出したり、祖父の死に思いを馳せたりした。ここ最近、東京で暮らしていると常に何かに急いでいる気がして息苦しさを感じてしまう。逆に地元に戻ってみると、他人からの過干渉や会話に閉鎖的で排他的な部分を感じてしまって生きづらさを感じてしまう。日々穏やかに暮らせる場所があればいいのになあと思いながら、はやく夫がいる三鷹の家に帰りたくなった。