人が多いのがわかってるので、年明け早々から行くのを避けていた初釣りへ。まぁ、いつもよりは人が多かったし、朝は氷点下で寒かったわけだが…。
魚だってやる気でない寒さ
都心部にも釣り場はいくつかあるが、人気の釣り場だったりプールだったりで家族連れなども多いから、いつもお世話になっている釣り場へ新年のご挨拶がてら行ってみた。さすがに朝は氷点下。霜もあるし、水も冷たい。魚も動きたくないだろう。魚影は見えるが、何投かキャストしてみて反応が鈍いのがわかる。
朝一番はやる気のある魚もいるからいつもならすぐ釣れるが、まあそういう感じなので最初の一匹までの道のりが遠い気がしてならない。管理釣り場だからボウズってことはありえないとはいえ、それでも釣れない時間が長くなると不安になるもの。「逢えない時間が愛育てるのさ」と歌っていたのは郷ひろみだが、釣れない時間が長くなるほど少し不安になる。
さすがに正月休みというか連休もあってか、釣り場にはいつもよりもお客さんたちが多く(寒いとあまり混んでない記憶があるのだが)、そうなると思うように釣る場所を変えられない。朝の寒さに凍えていたであろうお魚さんたちがやる気になるのを待つしかないが、お日様が差し込んででもこないと彼らのスイッチはオンにならないことぐらい知っている。
2024年初フィッシュ
釣り始めてから30分ぐらいしてからようやく2024年の初フィッシュ。ヤマメさんでした。何度かアタリは感じるものの、うまいところかけられなかったりバラしたりしての一匹目。今年もよろしくね。これでボウズだけは回避。私の辞書に「ボウズ」とか「凸(デコ)」という字は登録されていないので、新年早々、辞書に新語を登録しないで済んだ。
いつもはニジマスがメインの釣り場だが(池にも川にも以前に放たれたヤマメやイワナがいたりはする)、休みの間はいろんな魚を放流しているという。あと50cmオーバーのデカいニジマスとか。放流された直後はだいたいバカスカ釣れるのだけど、昨日に限ってはほぼ無反応。寒いもんね。今までいたところから、川に移されてすぐには動けないわ。わかる、魚の気持ち。
夕方暗くなるまで、練習のつもりでいろいろな釣り方を試しつつ、前にいた人が釣れてない場所に入ってはキャスト。「残り物には福がある」ならぬ「空いた場所には釣り残しがある」ので、それを狙って丁寧に釣り上げる。持って帰るわけじゃないけど(笑)。いつもなら毎回うっかりかかってしまうデカニジマスも昨日はかけられず、トータル31匹(うちヤマメ8匹)で終了。
しかし、朝イチよりも帰る時の方が寒いっていうね…。冬場はどこに行っても寒いのに変わりはないが、これでも昨年よりはマシか。本当に冬場は気合いが必要である。