加齢と老化

cipher
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普段暮らしていて年齢を気にすることはないが、たまに鏡の中に映る自分は知らぬ間に歳とったよね…という気になるし、歳とってから困るぐらいなら若いうちからいろいろやっておいた方が良いよね、という話。

知らぬ間に白いものが増え

まだ子供の頃、ある程度歳のいったお爺さんたちの顔を見ると「眉毛長いなぁ…」とか思っていた記憶がある。社民党?の村山富市さんみたいな。私はといえば、子供の頃は眉毛が薄く中学になっても薄いままなのが気になって、毛生え薬の試供品みたいなのを見つけては眉毛に塗布してみたものだ。何と言っても田舎にいて眉毛が薄い(細い)のは、ヤンキーと間違えられても仕方がないからである。無駄に絡まれたくはない。

20代ぐらいになってから多少眉毛のお手入れもできるぐらいまで色濃くなったものの、眉毛のお手入れなんて若い頃でも少し形を整える程度だったし、もうこの何十年はまったくやることもなくなった。しかし、ここ10年ぐらいで明らかに太く濃くなったのである。水に濡れた眉毛はお手入れしていなければ村山さんばりに目尻側の毛が垂れ下がる。明らかに村山化である(笑)。

老化を感じるのは白髪を見つけた時だろうか。髪の毛は若い時分から一部に白髪が出てたこともあって気にもしない。髭も30代からか伸びた部分は金髪みたいな色になってたが、今やほとんど白くなってしまったから伸ばすのはやめた。しかし、眉毛や鼻毛に見つけた時は「いよいよ現れたか…」と思ったものだ。「抜いたら増える」とか言うが、1本2本の存在はむしろ気になってくる。

身体的な衰えは感じないが

前も書いてるが、私はすこぶる健康体のようで持病などはないし、残念ながら老眼でもない。若い頃からしたら多少視力が落ちたかな?と思ったりもするが、小さい字が読めないとかそういうのもないし、街に出ればおじさんのシャツに透けたランニングが見え過ぎるぐらいである。「パソコンを使う仕事なのになぜ?」と聞かれるが、そもそもディスプレイを真剣に見ていない。

体力そのものは衰えを感じることもあるが、あくまでも登山など普段しなれてないことをやった時ぐらいで、毎日決まって身体を動かすこともなければそうなるのも不思議ではない。日常生活の中で疲れやすさを感じることもないし、復活まで数日を要するとかそういうこともない。定期的に鍛えていればもう少しいけるんだろうが、その気がまったくないので諦めている(笑)。

40代を超えてからの同年代との集まりは、必ずと言って良いほど健康の話題になる。老眼をはじめ、四十肩や五十肩、腰痛の類など、経年劣化してそうな部位の症状はどうしようもないかと思うものの、肩や腰なんかは普段から意識して使ってればそんなことにならないんじゃないか?と思ったりはする。若い人たちがこれを読むかどうかは知らんけど、若いうちからできる対策はやっておいた方が良いと言えるのは、歳を重ねてきて初めて思うことである。

@cipher
こもりまさあき、の中の人