お洒落な釣り人

cipher
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歳とった釣り人たちは「いかにも」な格好をしていることが多い。特に渓流釣り師たちは大体同じ格好である。いや、その方が機能的なのもわかるんだけれども…。

普段着の延長で釣りをしたい

管理釣り場だったら別段釣り人の格好をしないで普段着のままで釣りはできる。強いていえば今時分は寒いのでそれをクリアできる格好であれば何でも良いだろう。水に入る事なんて滑って池や川の中に落ちたりでもしない限りはない。一方で渓流の場合はそうはいかない。水にも入るし藪も漕げばツルツル滑る川底をズリズリと渡ったりもする。そして、いろんな虫も飛んでくる。

気持ち的には「普段着でサンダル履いたまま」ぐらいが身軽で良いのだが、渓流に行く場合は虫刺されぐらいならともかく、岩やら川底で怪我をする場合があるし、夏場でも長いこと水の中にいたら寒い。寒い時期はウェーダー、夏の時期はウェットウェーディングみたいなので挑むのだが、着替えたりするのが大変面倒。その格好に機能的なベストでも身につけたらもう完璧に「いかにも」な釣り人の完成だ。

違う、違う、違う、そうじゃない、鈴木雅之の出番である。そうじゃないんだよなぁ…、もう少しスタイリッシュにいたいのだよ。誰も見てない山の中であったとしても、よ(笑)。「いかにも」な格好してると自分がおじさんになることを認めてしまったことのように感じる(大げさ)。半袖短パンはやり過ぎだとしても、トレイルランニングするぐらいの身軽さで行けたら良いのに。

@cipher
こもりまさあき、の中の人