そう思う感情がふつふつと湧いてくる時、私の調子は決まって悪い。言わなくていいことってこの世の中沢山ある。自分の気持ちもおなじ。けれど私は吐き出してしまいたくなる。どんな失態でも。自分の中だけに留めておいては悪いことをしているみたいで話してしまうのだ。なんか余計な性格だなって思う。
Xにも書いたのだけれど、西加奈子のサラバ!を読んだ時に自分を信じてあげなきゃ的な事が書いてあって、いやー私それ苦手なんです。って思いながら読んでたんだけど、宇多田ヒカルの新曲でもやっぱり自分を信じてあげなきゃって件があって、なんかもう悲鳴。自分を信じるってとてつもなく難しくて大袈裟じゃなく嘔吐きそうになる。自分の人生を、認められないのと同意だろうと思う。でも自分を信じなきゃ確かに誰のことも信じらんないんだよね、根本的な話。
今また西加奈子を読んでいる。冒頭から性犯罪にあった女の子の話で、おっと、となってしまった。私に手を伸ばしてきたお兄さんは今何をしているのだろう?とふと頭の中を過った。