禁酒
10年ほど毎日、毎日、毎日、晩酌する日々を送ってきました。お酒を飲まない日はない、と言いきれます。何度か禁酒を試みたことはありました。行動記録するアプリ入れたり、他の趣味を探したり、色々やってきましたがなかなか続きませんでした。
そんな中、今年になってお酒を飲まない日が格段と増えました。2ヶ月でお酒を飲まなかった日は20日。これは今までなかったことです。今回の禁酒のやり方は自分にあってました。きっかけはシステム手帳の導入です。様々な悪い習慣を断とうと色々調べたところ、ハビットトラッカーに行きつきました。紙で習慣を記録する。紙はデジタルなアプリやメモ帳にないいいところがあります。それは、毎日パラパラとめくることで過去を振り返ることができます。もちろんデジタルでも可能なのですが、紙は意識せずに過去の情報にアクセスできます。これがかなり自分にはあってました。目標を立てて、習慣を記録し、今週はこれくらいできたと可視化することで、成功体験が積み重なり、習慣になっていくのを全身で感じることができています。でも、禁酒を続けるといい面、悪い面両方を感じてくるようになりました。
まずは、いい面として早起きができるようになり朝活をする回数が増えてきました。この文章も朝7時から書いてます。寝起きも快調です。毎日お酒を飲んでいると、朝はなかなか起きれずぎいぎりまで寝てることが多かったです。今は自然と目が覚めます。
禁酒を始めたことによりいい面だけではなく、悪い面もあります。とにかく暇だということです。今まで感じたことないくらい時間があります。手持ち無沙汰が半端ないです。暇です。ほんと暇です、やることがないです。「禁酒 暇」、というキーワードで検索してみると、禁酒すると暇という記事出てきます。禁酒した人は必ず通る道なのかなと思ったりします。ここで、暇になった結果、お酒を飲む人も大勢いるんだろうなと想像したりしました。本当に暇なんです、お酒を飲まないと人生を損しているような感覚に陥るんです。でも、とある記事を読んで私の考え方が変わりました。
https://wasei.salon/blogs/b27d55883a0b
まずは暇を受け入れてみようと思ってます。この暇が普通になるまで向き合う。暇でソワソワするんですが、お酒飲んで時間がただ過ぎてた過去が普通じゃなかったのではないか。と思ってみる。
後悔
禁酒を始めてから2ヶ月ほど経過。暇という時間と向き合う中で、だんだんと後悔の気持ちが強くなってきました。今までやりたいことや目標があったんですが、なかなか一歩を踏み出すことができず、進んでいませんでした。例えば、ボランティアやNPOとして社会貢献のために事業に関わることから、星空を撮影する、株式投資や会社経営の数字周りに強くなるなどなど。自分にとって、はじめるには時間とパワーが必要です。疲れてストレス発散すると理由によるお酒を飲む、これにより時間とパワーが失われていることに気づきました。後悔しないようにチャレンジはしてきたつもりですし、今まで後悔したことは0に等しいのですが、今回の禁酒を通してかなり後悔しています。お酒を飲むことによる失った時間は取り戻せない。飲んでいなかったら、もっと早くあれやこれができたかもしれない。もっと違った人生になっていたのではないか。
その先
この体験を後悔で終わらせたくない気持ちがあります。そのため、ブログとしてアウトプットしました。誰かの気づきになるといいなとポジティブに考えています。この記事に辿り着き、救われる誰かがいるのではないか。時間を巻き戻すことはできないのですが、気づけたことに感謝したいと思います。禁酒を始めてからたった2ヶ月ですが、2024年は今のところ最高の年になりそうです。禁酒と暇と後悔とその先へ。止まっていた時計の針を動かそう。