今年に入ってから順調に読書している。自分ルールとして、1 ページでもいいから毎日読む、読みたい本があったら何冊でも並行して読む、としていて、今のところこのルールで継続できている。
最近読んだのは、澤円さんの「メタ思考」。
内容としては他のビジネス書でも書かれているようなことも多く、特別新しさは感じなかったけど、読みやすい文章で、本のメッセージを受け取って「自分はどうだろう」を意識しながら読むことができた。
他者から「ありがとう」といわれることを自分であげられますか?
自分が得意なことや、貢献できることをメタ思考して理解し、組織や周りに還元していくことが大切。そのためには自分を知らないといけない。という話に考えさせられた。自分が思う得意なことはありそうだけど、「ありがとう」と人に感謝してもらえるくらいのことって何かあるかなと考えてしまった。そして逆に、自分のペインポイントや他の人との共通項はなんだろう?
ここからいえるのは、複数のコミュニティに接点を持ち、いろいろな人たちと触れ合うことの大切さです。 自分ひとりで考えることの大切さはいうまでもありませんが、それを前提にしたうえで、いろいろな人たちに話を聞いて、「自分ができること/できないこと」「得意なこと/得意ではないこと」「好きなこと/好きではないこと」を把握していく。そんな幅広い視点を確保していると、自分自身のことを「メタ思考」しやすくなります。
メタ思考するためには外からの視点が大切というのは、ひとつのコミュニティだけに依存していると、その文化に慣れてしまって範囲外の意見や観点を得るのが難しくなるんだろうなあと想像できるので共感できる(極端なことを言うとエコーチェンバー的な)。新しいコミュニティに参加するのは勇気が必要だけど、自分のために何かやっていけるといいなあ。