あくまでこれは、私に限っての話である。
その方法とは、考えていることをなんらかの形で取り出すこと。取り出したものを整理し、計画する。計画を手順化する。計画に関わるのが自分だけならば、期限はゆるゆるにする。なんなら余裕で後ろ倒しにする。
考えていること、というのは……なんらかのタイミングで気づいたことをメモしておく。私は片付けが出来ない人間で、お金の管理も杜撰で、やりたいことしかできなかったしやりたくなかった。この掘り下げは不要だと思うので割愛するが、それでも一応36年(単身住まいするようになって10年くらいかも)生きることは出来た。
でもリラックスできない家。これは問題だ。原因として、私自身が「不満」「不便」「見ぬふり」を悪癖にしたまま実家を飛び出したことにある。
驚くことに「ここあまり良くないな」「ここが不便だ」「いっか、別に」と気づいているのである。ここにフォーカスを当てる。メモする。
こういうことについて、多くの書籍やデキる人系のブログや成功体験なんかでよく語られていることだ。実際にできるかというと、できない。面倒臭いのだ。だから今までだってできなかった。
そこを変えたいんだよ。面倒臭いけど。
だからやる。自分ができる方法で。
私の場合はバレットジャーナルで一ヶ月・一週間の予定を見直すこと。これが上手くいくと割とスムーズに行く。一応、私の頭はなぜかいつも何かを考えているので、そこからピックアップする。
カッコつけた書き方しているけれども、要するに運よく思い出したものをバレットジャーナルに書き出すだけだ。書き出したものはスマホのタスクリストに打ち込む。
この作業についてはDynalistもアリだと思う。やりたいことを書いて、そこに至るためにやることを細分化したものを下層に書き足す。整理してスマホのタスクリストに入れる。スマホに入れるのは、ふとした時にすぐ見れるようにするため。
私の場合はスケジュール帳を持ち歩くものの、スマホのカレンダーは使いづらく感じて、かつメモもスマホよりペンで書き込む方が馴染む、という面倒臭い人間。まだあらゆるものを確かめたとは言えないが、第一段階としてはアリだ。
なんにせよ、ほんの少しだけマシになるために、私にとって必要なことは「考えていることを取り出す」ということだ。これを面倒くさがらずにやる。一週間に一度やる。でも厳しい制限は設けない。できなかったら翌日でいい。なんなら次の週からでも。
とにかくやれ。無計画だと私は動けない。