頭痛で私が得たもの③-記録が大事

GWに半透明の歯車に襲われた私だが、この1回では終わらなかった。経験したことないくらいの痛みを感じたのだから、その時に病院かクリニックに行きなさいよと思われますよね。だが、今までさほど通院したことがなかったので今回も様子見でいけると勘違いしたのだ。

2年前の6月のことだった。朝起きたがだるかった。低血圧でいつものことだなと思っていた。旦那の弁当・朝食作らなきゃ。今日はあれもしないとこれもしないとと色々考えこんでしまっていた。(脳疲労が激しくなるので止めたいのだがいつも頭の中にわーっと出てきて考えてしまう。)ここらへんで、いつもより疲れてる?と感じるも、いけるでしょと支度して出勤した。

徒歩出勤中も、職場に着いて仕事する時も体が重くて仕方なかった。悪寒も感じていた。でも仕事しなきゃ。その時、あの半透明の歯車が現れたのだ。歯車が消えて酷い頭痛に襲われ、もう辛い。その時、私の異変を発見したパートさんが、顔色もすごく悪いから早退した方がいいと忠告してくれた。その為なんとか歩いて帰ってすぐ寝た。3,4時間寝て起きたら治まった。

この状態が何回か起こってしまい、職場を数日休んでしまった。この時は本当にショックで哀しかった。このまま仕事という社会生活が送れなくなったらどうしようと混乱していた。

近所のクリニックへ診察に何度か行った。その時先生から頭痛の症状が重いので、頭痛専門の先生がいる大きな病院で診てもらうのはどうかとアドバイスを受けた。紹介料は高かったが、背に腹は代えられないのでお願いした。

結果、その病院へ行ってよかった。先ず半透明の歯車が現れるのは片頭痛のよくある症状だと先生が教えてくれたことに少しほっとした。今まで起きたことがなかったし、最初に行ったクリニックの先生も疑問に思っていたので、これは難病なのかと不安だったから。

ひと通り説明したら、先生から「頭痛カレンダー」をつけるよう勧められた。それで一般的な頭痛薬を処方してもらい様子を見ることになった。それで2ヶ月ほど記録したのだが、新たな発見があった。酷い頭痛は、生理直前か初期の時に起こりやすい。それが判明した時、その時に対応できる薬を処方してもらった。何かしらの法則(?)を見つけた時、進展したようで嬉しかった。

結局その薬を飲んだところで完璧に収まったわけではなかったが、月日が経つにつれだんだん頭痛は治まり、秋ごろには半透明の歯車を見ることはなくなった。100点満点の対処法は未だわからない。でもいくつかの原因はわかったので、それだけでも対処の仕様がある。再び社会生活が送れることに安堵した。この先生に診てもらって本当によかった。

今回の頭痛に限らず、記録することは非常に重要だ。データ化することで物事を客観的に捉えられて、冷静に対応でき改善に繋がる。日記も家計簿もそうだが元々記録することは好きだ。一見地味だが、そんな性格でよかったと確信させてくれた出来事でもあった。

@cocobo
世間から見たら何者でもない内向的なアラフォーの私が、より良く生きるための考え・方法をマイペースに記す備忘録。 主に健康・お金・メンタル・ミニマリスト・エンタメ含むアートに関する事柄を書くが、主観的で雑多なことこの上なし。