不良社員

cocopon
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訳あって過去の投稿を遡っていたところ、興味深いものを発掘したので久しぶりに見ている。

当時の自分はここでいう直轄チームの一員だったわけだけど、3人のなかでも一番捻くれものだったかもしれない。

他の2人はいまでも前社と近いところで仕事をしているし、もっと大きくて華々しいことを成し遂げている。一方の自分はというと、幹部になる/ならない以前の話で、虎の威を借りるスタイルがどうしても肌に合わず離れてしまった。おまけにいまでも、小さな泥団子をピカピカに磨くような地味な作業に没頭している。

お世話になった古巣へ恩返しができていないのは本当に申し訳ないところだ。もっと上手な振るまいかたがあっただろうと、少し大人になったいまの自分にはわかるのだが。ときどき思い出しては苦い気持ちになっている。

それはさておき、次のプロジェクトを探している現在の自分に一番刺さるのはこれだ。

4: 目先のお金で仕事をしてはいけません

10万円の仕事を探していたら、10万円の仕事しか来なくなります。目先の利益につられると、それが自分の限界点になります。目先の金額で仕事を選ぶのではなく、数年後の自分のチャンスやスキル、立場を最大化する案件を優先してうけなさい。1-3番のお金の話は、すべて4番を可能とするためです。

「数年後」というのが大事なポイントで、ここに未来予測力が不可欠になってくる。件の深津さんはこの能力が圧倒的に優れているのだが、自分のような凡人は、1年後はかろうじて想像できても2年後なんてわからないのである。

特に最近はAIの発展がすさまじく、ものすごいスピードで業界の標準が書き換えられていく。手を動かし、自分の頭で考え続けるしかない。

@cocopon
でべろっぱ〜/でざいな〜