3.16

conomi
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久々に対面での仕事。人の多さに圧倒される。まさか来るとは思っていなかった友人が来ていて、すごくびっくりした。久々に人前に立つし、そのサプライズも相まってなんだか声が震える。

うーん。対面していて、自分のことを尊重されていないと感じる相手が確実にいる。自分の発言が正面から受け止められていない、なんだか躱されている、露骨に呆れたような顔をされたときそれは曖昧な違和感から確実な出来事となって胸に突き刺さる。このひとにはこれ以上なにも言わないほうがいい。よく思われていないから。はっきりと自覚して黙る。わたしにも言いたいことというか、言えることはあるけれど、言い訳をするのもちがう。こういうとき、その場をやり過ごすことしかできないのが大変悔しく、ありがたくもある。

仕事はいつもずっとむずかしい。相手から向けられる特殊なまなざしが、わたしという存在を作りだす。求められることを演じながらも、たぶん自分はこの役に合っていないのだろうという感覚だけが蓄積する。とりあえず今の自分には向き合うべきことがあるから、やるべきことを、しっかりやりたい。そこでは求められるものがないから、不安定にもなる。えーん。がんばろうね。