いぬの14歳の誕生日。だから今日は特別な日。きのう大切なひとにバレンタインを渡した。手作りというのは予想していなかったみたいで、こちらが照れてしまうほど喜んでいた。お寿司も美味しかった。売り切れが多かったし、またあのお店で食べよう。自分の部屋に帰ってきて安心するのだけど、またなんだかうだつが上がらない感じで、すぐに眠くなってしまう。小田原の家の大きな窓、あかるい光、庭の緑、そよ風、そしてあたたかいいぬが、とにかく完璧なのだ。conomi