部屋中に光があふれる。明るくてあたたかい日。窓の大きい明るい実家は、京都の小さくて暗い部屋とは大違い。京都に帰りたくないなあとぼそっと思いながら、マッサージにいく。家を出る直前、おばあちゃんに電話する。いぬがめずらしく玄関まで来てわたしを見つめる目に後を引かれる。いぬに会いたい、という気持ちがいっぱいのまま、浜松で書くことのプラクティスに参加する。気づくといぬのことばかり書いていた。久々に降り立ったけれど、浜松が好きだなあと思う。音楽にあふれるまち。建物も不思議な形だし、若者に活気がある。conomi