ハローワークに行く。出かける前に気の進まない電話をして、気が重いまま『ぽかぽか』をぎりぎりまで観て、重い腰を上げて外に出る。阿川佐和子の底抜けに明るいエピソードトークにすこし大丈夫な気持ちになる。
総じて思っていたよりもうまくいった。もやもやは残るけれど自分にできるだけ正直にいた。それでもすこし強がっていたので帰宅後はどっと疲労した。休む暇なくパソコンを開いてミーティングに参加する。ミーティングというのは、出れば出るほど仕事が増える。私でなくともできるような仕事、それも給与の発生しないボランティアの仕事、たいして評価されるわけでもない仕事、それらをただ淡々と、目の前にあるものから、静かにこなす。でも後に残されたひと(たち)はわたしの穴を埋めるのに四苦八苦したり、退職したことを理由に対応が遅いことをちぇっ、なんだよと思ったりすることもあるだろう。それぞれの立場があり、どれも本当のことである。
家の近くの焼き鳥屋に向かうと店が閉まっていて、その近くにあった焼肉・もつ鍋の店に入る。すごく美味しかった。厚切り上タンの感動!ごはんは無限におかわりできる。安くて感じが良くて、とても良いお店を見つけてしまった。今度はタン先を食べてみたい。
伊勢で買ってきた赤福を食べながら相方と他愛もない話をしていると、幸福だなあと思う。これを愛しい日々と呼べるといい。