昨日はよる遅くまで用事があって、日記を書けなかった。日記を書きたいのに書けないというのはこんな気持ちなのか(!)と思う。まだまだ知らない気持ちがいっぱいある。
指導教授に、カナダに行ったときのこと、覚えているかぎり詳細に書き留めておくといいよ、と言われたから、昨日の午前はそれに費やした。午前といっても起きたのはお昼すぎなので、アフタヌーンからアーリーイブニングの時間。その時間帯には、これでもかと射し込む夕方の光に、部屋全体が照らされる。淋しさですべてを祝福するような、そんな光。
彼氏、彼女、という呼びかたがどうしてもしっくりこないので、ほかの呼びかたを探している。小難しいことはいろいろ言えるのだけど、どれもしっくりこない。このまえ「うちの相方が〜」と言っているひとを見つけて、それはけっこういいと思った。連れ合い、というのもあるけど、それは結婚している感じを纏う。ことば一つひとつが意味を持つから、ひとと話すのはむずかしい。
街はだんだんと、容赦なく、ひたすらにクリスマスだ。クリスマスはすごい。「♪悲しかった 出来事を 消し去るように〜」とは言い得て妙で、すべてを一斉に、ハッピーに塗り替える。クリスマスがくるのが遅いと定評のある京都(※わたし調べ)でも、四条河原町の店々が、タカシマヤの入り口が、クリスマス色に飾られつつある。それをみて笑顔のひとが多いのはいい。笑顔じゃないひとも、悲しかった出来事はきっと、消し去らなくてもいいからね。