1.20

conomi
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明石焼きからはじまる、土曜日の神戸。

『君たちはどう生きるか』のパンフレットとガイドブックをみた。エディプスコンプレックスを描こうとしたことにびっくりして、宮崎駿のコメントを読んで、そういうことかーーーと妙に納得した。元気な女の子を主人公にすることや、これまでのジェンダー描写や、彼自身の記憶のコンプレックスに向き合う作品だったよう。よくわかった、わかるけれど...。なにも知らない状態であの映画を観ることはもうできないことをすこしだけ残念に、寂しく思った。その後のアニメージュとジブリ展は、ジブリ自体よりもそれが生まれた背景に焦点を当てた展示で、さすがにアニメーターの凄さを思いしった。8秒分のアニメをつくるために必要な原画の分厚さ。頭がくらくらする。そして鈴木敏夫はほんとうにほんとうにすごい。宮崎さんの才能が発見され開花したのは、プロデューサーをはじめ、そのほか陰で仕事をしたひとたちの功績でしかない。どうしてあんなにもひとを信じ、付いていき、引っ張ることができるのだろうか。比喩ではなく、人生のすべてを注ぎ、人びとの日常になじむ作品をつくっている。

はじめてのルミナリエ。コロナ以降はじめての開催で、これまでとすこし形態が違ったようで、一緒に行ったひとはかなしんでいた。わたしはたのしかった、ホットワインも飲めたし。

行ってみたかったお店でネックレスを2つも買ってしまったー。ひとつはプレゼントで。うれしい。ずっと気になっていたパン屋さん、RIKIにも並んで買えた。店員さん、とても感じがよかった。うれしいー。