城南宮のしだれ梅。目の前を覆うほど咲き乱れるピンクと白の梅の花に、わびすけが華を添える。源氏物語の庭を再現していて、春の庭、平安の庭など名前がついているほか、椿にも源氏物語にまつわる名前がついたものがたくさんある。一株のなかに異なる色の花が咲く株のことを咲き分けと呼ぶらしい。花にはいろんな名前が付いていて、ほんとうに奥深い。とても見どころのある場所だった。着いてすぐに向かった竹田駅近くのバインミー屋さん、ベトナム現地の香りがしてとってもよかった。あまり行く機会はないけれど、絶対にまた食べたい。城南宮の隣のだし巻きのお店も想像通り素敵だった。けれどお腹がすいていてお弁当に30分は待てず、鴨ラーメンのお店へ。鴨って美味しい。烏丸御池で降りて梅園に入る。ぜんざいときなこの白玉、抹茶豆乳。全部が丁寧に作られた味で、細やかなこだわりを感じる。みたらし団子も、もちもちとしているけど柔らかすぎなくて、タレが香ばしくて、ほんとうに美味しかった。今度は母と行きたい。風は冷たいけれどよく晴れて、たくさん歩いた春の一日。