リアル系 一葉(色鉛筆編 完成)

corvus
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2024/02/25

ようやくこちらのイラストをアナログ起こしする気力が湧きました!!

実は最近「もはやこれ完成でよくね?」と思っていて、アナログにする必要ないんじゃないかと思っていたんです。しかしまあやると決めたことですし、頑張ろうと思います。

線画をトレスし、肌を塗ってみます。

いつものようにコピックで下色を付け、色鉛筆で重ねていきます。とりあえず影と凹み優先で、輪郭が分かってきたら光が当たっている部分も手をつけます。

色は前回Kを描いたときに使ったものと同じものにします。なんか嫌な予感しますけど

そんな気はした……

あまりに色が変わっていてびっくり。なんか暗いような、黒いような、汚いような。あと1時間は肌塗りに費やそうかと思っていますが、なんともならなかったら色作りからやり直すつもりです。

2024/2/27

肌と目を塗り重ねました。

周りが白いので変な色をしているように見えますが、多分色味はお手本とだいたい同じです。唇を後回しにしたため違和感がありますが、多分大丈夫。

なんとなくこの大きさで肌を塗り込むのは厳しい気がしています。前のKは肌が広かったのでやりやすかったですが、今回の一葉は服の方が大きくて顔はそこまで時間かけられないのでは。

2024/3/3

髪と唇を塗り、顔を完成させました。

唇はやや赤みの強いD-01を使用。女の子なので前回のKよりは華となるよう意識しました。一葉はリップを使うことはありませんが、多少可愛くしてもバチは当たらないでしょう。

しかし、傷も同時に追加しています。デジタルでもあった切り傷の他に擦り傷と痣をつけました。紫と黄色をこれでもかというくらい強く当て、顔を汚していきます。可愛く、と言っていた唇も少々割っていきます。

髪は3色しか使っていません。白い線がありますが、それはカッターで削ったものです。簡単に細い線が描けるこの技術を使ったのは……2年ぶりくらいだと思います。

次はストールでも塗りましょうかね。

2024/3/10

ストールに2時間かかってるんですけど……

資料を見てシワの形を模写しながら赤3色で描きこんでいきます。しかしこの資料、光が想定とは逆にあるんです。ということは光と影をシワの形を見て想像して描かなければなりません。

正直に言うと本当に意味がわかりませんでした。その辺の把握能力がまだまだだったようです。布の種類がなんなのかもよく分からなくなってしまいました。

布の研究が必要ですね。

とにかく、ストールだけであと1時間はかかりそうです。

2024/3/17

日曜日。一気に進めてしまおうと思い、鉛筆を握ります。

結論から言うとストールは全部で3時間かかりました。顔以外は手を抜きがちだったので、他のところもちゃんと描けるようになったという点では(客観的に見て)嬉しい変化です。

しかし、せっかく塗った赤いストールを茶色で汚していきます。白いTシャツも茶色に。

顔だけ汚れていても不自然ですからね。(汚し作業楽しかったです)

背景をあまり描き込み過ぎると本体がかすれてしまいそうなので、適度にぼやかそうと思っています。

2024/3/18

朝起きてから、背景を少し手直ししました。

完成品がこちら

実際こういう人居そうだな、といういい感じのリアル感になりました。

リアルで緑髪と言うとコスプレ感が出てしまいそうなものですが、意外とそうでもありませんね、馴染んでます(自画自賛タイム)

一葉の強さが表情に出ていますし、野性的なところが汚れや傷に出ていてとても好きです。

使用した画材はこちら⤵︎

肌に4色、髪に3色+カッター、ストールに4色、Tシャツに2色使いました。背景はほぼ髪色と同じです。

また、下地でコピックを使用しています(が、ほとんど見えません)

紙はいつも通りケント紙。コピックには不向きですが、色鉛筆にとってはとても良い紙です。

デジタル版と合わせて2ヶ月ほどかかりました。お付き合い頂きありがとうございました!