パンとaway (映画)

cotton55
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公開:2025/10/10

朝から昼前までくしゃみが出てぼーっとしていた。座って仕事してるとあまりにだるいので、すこし歩きたくなって、財布とスマホだけ持って散歩に出た。朝は寒かったけど昼は薄手でも暖かい。せっかくなので近所のパン屋でじっくりパンを選んだ。普段食べないのを食べたくなって、ピザと焼きそばを買った。

まだ体調が良くなかったので、お昼休憩を長めにとってU-NEXTでブックマークしてた映画を見た。情報量が少ないのが見たくて「away」っていうCGアニメを見た。すぐ見終わるだろうと思ったら長かった。

*以下、awayの感想です。ネタバレするかも

CG使ってほぼ一人で作った詩的なアニメ映画、というイメージしかなかったけど、かなり夢中になってみてた。見ながら「えっ!なんで!」とか「ダメだよ!今そんなことしたら!!」とか言ってた。

主人公の少年(おそらく男の子)がひとつひとつ、目の前のことについて考えてから行動してるのが良かった。

主人公を必要に追いかける大きな影は、おそらく観客によって色んな受け取られ方できるように作られたんだろう。私は、文明社会の暴力性や快楽、共同体の持つ残酷さ、有害な男性性の象徴、みたいな印象を受けた。自分より小さな生き物だけをご飯にするところとか、しっかり嫌な気分になった。

墜落事故とか動物の死を想起させるシーンが悲しかった。

小さな鳥は、最初は少年の助けがないと生きていけないけど、やがて自分で支えになるものを見つけたり、最後には少年を助ける存在になる。そこが、共生を描いているように思えてとても良かった。

さいご、文明の外で旅を経て変化した少年は(単に成長というより、変わった、という印象を受けた)これから文明とか他者とどう関わっていくのか?と問うようなところで終わるところが、この映画のテーマのような気がした。

awayってどういう意味だろうと考えたけど、町の人からしたら最後の少年もアウェイであるし、自分と他者、自然と自分 みたいに、そこもたくさんの意味があるのかも。

グラフィックも、リアルなCGアニメというよりローポリの絵本のような感じで好みだった。

言葉がないから、自分も動物になって、自然の一部になったみたいな感覚がずっとあった。

あと、いわゆるディズニー的なツメタメのない動きなのが見やすかったし、それがすごく良かった。記号化されてはいるけど、商品化されていない?みたいな。

久しぶりに映画に夢中になって、癒してもらったようなそんな時間だった。言葉のない旅って良いな。なんかキノの旅を読んでるときの気持ちに近かったかも。あと、井戸のシーンはディズニーの「ダイナソー」を思い出した。水をみんなで分け合うシーン。あの映画はずっと好きだ。大きいおばあちゃんのブラキオサウルスが出てくるし。あれも旅の映画だ。

awayの感想おしまい。

まだ頭が痛かったので薬を飲んで少し寝た。夕方ごろmeetで打合せをした。そのころには薬が効いてきたのでバリバリ仕事した。

夜ご飯を食べた後、クリスタで描きたいキャラのカラーパレットを作った。まほやくの東の魔法使いたち。カラーパレットを使ったことがなかったし、いつも色を考えるときにめんどくさくなるので、色がずっと苦手だ。少し描きやすくなるといいな。

作業机も少し整えた。PC画面がまぶしすぎるので使ってない電気スタンドを置いたらすごくいい感じの机になった。すごい、ちょっとの工夫でモチベーションあがる。日記も書きやすい。

週末はたまってる資源ごみを分別したい。