石油ストーブ

count0
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石油ストーブを買った。そして祖母を思い出した。

うちの祖母はワーカホリックな人であった。ワーカホリック。日本語で言うと仕事中毒。何か仕事をしていないといけない人であった。

思い返すと絶対にやる必要はなかったのだが、祖母は内職をしていた。

「小屋」と呼ばれるが実態は倉庫のような建物があり、そこで働いていた。そんな厄介な姑に付き合わされる母。無駄に広い「小屋」なので寒かった。そこで祖母と母は石油ストーブをそれぞれ使っていた。餅を焼いたり何か汁物を作っていた。そして、エンドレスで流れている東海ラジオ。

それが幼少から小学生ぐらいまでの記憶。

とはいえノスタルジックだけで石油ストーブを使ったりしない。静かで料理を作れる。加湿もしてくれる。災害時やキャンプにも活躍してくれるだろう。単純に便利である。

@count0
だいたいゲーム。だいたいsteamなフリーランスのエンジニア