東京に住んでいる

crcrpar
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仕事のために2022年1月から2023年8月までアメリカはカリフォルニア州サンタクララに住んでいた。移住した時期はまだ新型コロナのパンデミックという風潮、そしてなかなかオフィスにデスクが用意されないという不運も重なり基本的には在宅勤務だった。08:00-25:00まで仕事で隙間に食料品の買い出し等の家事をしているような生活だった。車社会、東京と比較してはいけないような田舎、と全く違う文化で友人のいない地で単身在宅勤務をしていたら「全てがダメになってしまう」と感じたので環境を大きく変えたくなった。幸い会社が柔軟なので2023年8月から仕事を変えることなく、僕が愛してやまない東京に住んでいる。社会人として東京に住んだことがなかったのもあり、大変楽しく過ごしている。

僕の仕事、アメリカ西海岸テック企業のソフトウェアエンジニア、の本場に住んだことで主に業務に近いところのいろんな呪縛から解放されたような感覚があり、それがある種の興味のなさに繋がっていると認識している。また、物事には時間がかかる、自分だけ焦っても仕方ない、というのを飲み込めたのが1.5年住んだ成果だと思う。また彼の地は日本より多様性があると言われているが、僕が見たごく限られた範囲では国籍やバックグラウンドは違うが似通った業界で似通った仕事をし、同じような発言をする人が多く感じられ、むしろ東京の方が多様な人に会えるという認識になった。特に、UBERなどで「ソフトウェアエンジニアをやっている」と言った時に変に持ち上げられる感じはいつまでも慣れなかった。

一方、仕事の会議のスケジュールの関係で東京ではオフィスに行く利点がなく、同期もいないことで世の中との接点をどう増やすかというのは考えないといけないなと思ってる。

すでに会ったことのある方もない方も気軽に声をかけていだければとも、こちらからも声をかけていかないとなと思う。

@crcrpar
しがない服好き&音楽好き