プレゼントを選ぶのが苦手/プレゼントを渡しやすい相手としてどう振る舞うべきか

cubbit
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プレゼントを選ぶのがたいへん苦手である。旅行のお土産や挨拶の手土産くらいならまあいいのだが、特に誕生日などの記念日プレゼントなどが難しい。

弟が小学生ときに、クリスマスプレゼントとしてチラシに乗っていたラジコンカーを欲しがっていた、そのチラシには2種類のラジコンが載っていたのだが、当人が欲しがっていたのとは別のものがサンタさんから届いてしまったことがあった。当然ながら弟はクリスマスの朝から大泣きすることになるのだが、このいわゆるコレジャナイ感、つまりプレゼントが期待したものでなかったがっかり感は誰にとっても相当こたえるものがある。大の大人がコレジャナイ感で取り乱すことはないにしろ、その人が感謝の笑顔の裏で一日を空虚な気持ちで過ごすことになるのは想像に難くない。

プレゼントではある程度のサプライズ性が求められることがあるが、相手が何を欲しがっているかなどわかるわけがない。プレゼントとして渡したものと同じものを相手が持っていた、なんてことが起きたら非常に気まずい。実際にはそんな経験があるわけではないが、あるいは相手が気を使って持っていないふりをしたのかもしれない。プレゼントを相手が喜んでくれるほど、なんだか気を使って大げさに喜んでいるふりをしているのかもとも思ってしまう。相手から欲しいものアピールがある場合は、天の助けのようにすら感じる。

場所をとる置物なんかは、相手のセンスに合って部屋に置いてもらえればいいが、そうでなければ他人に横流しか、押し入れののダンボールの中、最悪粗大ゴミである。手作り品などは唯一無二であるものの、相手が気に入らなければ単なる押し付けがましいエゴイストである。衣服は好みが著しく試着もできないのでほとんど不可能で、ハンカチ、ネクタイ、マフラーくらいしか選択肢がない。挨拶や謝罪ならもちろん菓子類が無難だが、記念日プレゼントにお菓子では印象が弱い。女性にはお花、酒飲みにはお酒、などという比較的万能な選択肢はあるが、同じ相手に何度も使うのは微妙である。筆者は未だにそういう日が来るたびに雑貨店で頭を抱えながら数十分も右往左往するのである。

そんなわけで、相手に訊ける場合は基本的に聞くことにしているし、プレゼント選びに付き合ってくれるような人がいればなるべく頼んで一緒に選んでもらうことにしている。そういえば自分はあまり誰かに欲しいものアピールをしたことがないが、もっとしたほうがよいのかもしれない。知り合いのとある人はカエルグッズ集めを趣味にしていて、何かカエルに絡めればそれっぽくなるのでプレゼントを選びやすかった。