しずかなインターネットはである調が似合う気がする

cubbit
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最近思ったのだが、しずかなインターネット(以下『しずめ』)では文章は常体(である調)のほうが合う気がする。というのも、私がしずめに書く文章は独り言に近いため、語りかけるべき読者が想定されていないからだ。

たとえば私はQiitaに記事を書く目的は「マイナー技術の布教」だ。記事を読ませて、相手に新しいアイデアを与えたり、相手の考えを変えることが目的である。想定する対象読者を記事冒頭で明示する場合もある。読者が想定されていて、明白なメッセージ性があるのだ。街で見知らぬ人に話しかけるときは当然ながら敬体を使う。インターネットで見知らぬ人に記事を読んでもらいたいときも同じだ。

ツイッターは当初は独り言感が強いサービスだったが、現在のツイッターはかなり「見られている感」がある。ツイッターは波が大きく、たまにバズると何万人ものユーザーの目につく場合があるし、雑なことをいうと炎上しやすい。普段のツイートは常体なのに、リプで話しかけるときは敬体になるのは一貫性がない。そんなわけで、常に誰かと接しているのだという姿勢を保つために、ツイッターでは普段から主に敬体(ですます調)を使っている。さらに、先日エンジニアは語調が荒いという苦言を見かけたので、より丁寧に語りかけるべくお嬢様口調を多用している。お嬢様はいいぞ。