昨夜、夜遅くに布団に入り、アマゾンプライムで途中まで観て放置していた「She said」でも観ようかと思ってスマホをいじっていると、Netflixに大好きな「クィア・アイ」の新シーズンがきていて、眠くて目をシパシパさせながら1話だけ見た。
クィア・アイのS1から大好きで、もちろん彼らのインスタもフォローしているし、ジョナサンやタンの自伝が翻訳されたら購入して読んだ。特に去年の春から夏にかけて、人生で最も最悪な時期に放送された前シーズンは、おおげさではなく毎話大泣きしながら見た。「クィア・アイ」は人生の苦しい時にいつもちょうどよく新しいシーズンを始めてくれる。
全話一気見したらもったいないと思い、1話見終わると寝た。
起きると午後3時すぎだった。久々によく眠れた。
原神をする。スメールを探索しているとあっという間に夜になる。午後7時頃に疲れて原神をやめる。
今日は読書も作業もせず、ゲーム実況でもぼーっと見ようかと思っていたら、東アジア反日武装戦線の桐島聡が医療施設で公安に逮捕された報が入ってくる。
末期ガンでもはや余命いくばくといった状態で、偽名を名乗る必要性もなくなった時点での逮捕は、公安の敗北に近い。活動家は逮捕されてもだいたい獄中で病死しているが、それでも獄中の病院で色々取調べができた上で死ぬことと、死ぬ間際にいきなり告白され、取調べの最中にいつ死なれるかわからないといった状況はまるで意味合いが違う。
左翼系の大学では未だに活動家の学生もいるが、暴力革命を公にする組織は(たまに変なやつが言っているが、本気でテロを起こす気などなさそうだ)見たことがない。犯人が大学生の頃とはもう時代が違う。それも犯人のようなグループのせいで、「テロでも犯したら半世紀は顔写真を全国民に知られる」といった抑止力も少なからず働いていた気がする。
どうでもいいが数年前にヤフオクで『腹腹時計』が出品されていて、結構安かったので入札してみたが結局他の人に落札された。左翼ウォッチャーは多いのでこういうのに大枚をはたく人は存外いるものだ。しかし、ああいったものを購入するとまたテロかなにかあると公安が玄関を叩いてくるような気もするが・・落札できなくて結果的によかったのかもしれない。(今どきあんな本がなくともインターネットで簡易的な爆弾くらい作れるだろうが)
こういうことがあったのでドストエフスキー『悪霊』でも読んでみようかと思ったが面倒になってお風呂に入る。私はなんの思想もないのでテロを犯しようもなく、そういった点では自分の自堕落さに感謝している。