0421 宝石の国・ケイゾク・血の轍

cutmynail
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最近良く眠れない。いや、8時間くらいは寝ているので人並みなのだが、私はもっと寝ないとぼんやりして、頭が痛くなる。昨日「宝石の国」の無料公開中に読んだ。よかった。

友達が同人誌を脱稿した。わたしと違って新作を立て続けに作っていてすごい。絵と小説は違うけど、私も頑張ろうと昨日から今日にかけて2話分の荒削りな文章を書いた。

推敲してもしても三島由紀夫のような文章は書けない。

でも。世の中に出す。誰も読んでなくて良い。私がしたかったことだから。ずっと、小説を書きたかった。頭の中でうるさく騒ぐキャラクターたちに呼吸させてあげたかったから。

友達が作業しながらボイチャしようと言ってくれたので、朝から夕方まで6時間くらいしゃべった。部屋から出ない、近くに友達もいない私にはすごくすごく楽しい時間。年齢も近くて学生時代好きだったものも似てて。

友達がおすすめしてくれたドラマ「ケイゾク」を見ていると、友達が少し眠いからといって電話を切った。私は全然作業できない。眠くてちゃんと文章を書けない。

ずっと気になっていた押見修造の「血の轍」を全巻読んだ。読み終わる頃には日付が変わっていた。

私の今の小説は、今のところただのゴシック小説だけど、本当に書きたいことってこの作品に似てる、と思った。押見修造は男だから、男として生まれたことのつらさ。私は女だから、女として生まれたことのつらさ。押見修造も母との関係を悩んでいて、それを「愛されすぎてしまう息子」として描いた。

私は娘で、母から愛されていない気がした。愛情が深すぎて毒になることと、わかりやすくどうでもいい子として扱われるの、どちらもツラいと思う。

読み終わったあと、放心して、泣いた。涙が止まらなかった。

私の人生もこんなふうに終わるんだ、と思った。私の人生全部描いてる気がした。

落ち込む。暗い気持ちになる。誰にも言えない。ここに書くしか無い。

みんなひとりぼっち。

孤独で、さみしくて、愛してるって言ってほしくて‥‥でも、言ってほしい人は、もういなくて‥‥‥

薬をたくさん飲んでODしちゃおうかなと思った。でもまた薬が減らされたら困る。眠れない。つらい。