無頓着になって生きやすくなった話

d_hoshina
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いつからかあまり他人の目を気にしなくなってきたように思う。

若い頃は他人にどう思われるかを気にして嫌われないようにいろいろ気を使っていたけれど、今では相手が嫌がるようなことや変なことさえしなければいいだろう、くらいに思っている。

SNSも見る人が関心のあることを発信しなければと考えてなかなか発信できなかったり、発信したことに反応がないと落ち込んだりもした。今では見たくない人は見なければいいと好きなことを発信できるようになった。

こうなったのは相手がどう思うかはコントロールできないことに気づいたことが大きい。

いくら相手に喜んでもらおうとしても、いつも自分が期待したとおりの反応が返ってくるわけではないし、自分にはそのつもりがなくても相手の気に障ってしまうことはある。自分がどう振る舞おうと一定数の人には誤解を与えてしまうのだ。

相手に嫌われるのは好むところではないけれど、自分ではどうしようもないことに対して執着しても自分が擦り減ってしまうだけだ。

それならば自分が納得できたり、やりたいようにした方がよほど健全ではないかと考えれるようになってきた。(だからといって相手が嫌がることをしていいということではない。念のため)

相手がどう感じるかは自分の問題ではなく相手の問題なのだ。それに誰も自分のことに関心なんてないし、仮にあったとしても変なことをしなければそれほど大きな問題になることはほぼない。

そんな風に思えるようになってからというもの、気持ちが楽になった。人生の折り返し地点でそう思えるようになって本当に良かったと思う。

@d_hoshina
アンドクラフト株式会社取締役/ディレクター/現職 ← 環境機器メーカー ← web制作会社 ← 市場調査会社/趣味はサッカーのハイライト動画を見ること、キャンプ、2人の娘と遊ぶこと/α7Ⅲ/GRⅢ @d_hoshina