ランチがてら地域を散歩。少し歩けば知らない道に建物に、人。ここは本当に広い。帰り道、少し廃れた路地を歩く。たまに懐かしい匂いがする。心拍数はなぜか落ち着く。きっと自分自身のアイデンティティがそっち側だからだろう。東京に来て数ヶ月、通いを入れると1年弱いるから気持ち的には慣れてきたように思っていた。だが、体は正直だ。本来自分が心地良いと感じる居場所じゃないと五感でで訴えてくる。憧れと現実のギャップは能力以外にも、本能的な何かがその間を埋めさせない。不思議な感覚になったが、また自分の新たな一面を知る機会だったかもしれない。