久々の友達と新橋で飲んだ。居酒屋「舞浜」は海鮮が美味しくて、スタッフの方も気さくで優しい。この雰囲気が好きだと改めて気づいた。
それとは別に、友達は相当変わってしまったように思う。決してネガティブにというわけではないが、昔のような関係ではないようなずれを感じる。極端に言えば話が合わなくなりつつあることだ。その結果、歪みみたいなものができているように感じてしまう。だからと言って、彼との関係性は終わりだとは思っていない。ドミニクチェン著「未来をつくる言葉」では、分かり合えなさを許容した先にある相互理解が述べられている。いま、まさに必要な考えである。どこまで気が合う人も、そしていってしまえば家族でも他人である。そこには、分かり合えなさが一定存在している。その開きが大きいか小さいかが違いであり、分かり合えない存在であることに違いはない。彼との関係性も一つの学びとしたいと思う。