2024/01/29 また日記を始める

daiwa
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日記が上手く続いた試しがない。3日間よりは続いた気がするが、一か月は持たなかったはずだ。それでも筆をとる。自分を客観的に見るべきタイミングが訪れている気がするから。

会社と家を往復している。仕事の内容にはおおむね満足しているが、いくら何でもプライベートが希薄だ。早く寝るために(といっても12時から1時の間に寝ることがほとんどだが)夕飯を作り、食べ、風呂に入り、あるいは翌朝に回し、眠る。目覚めれば、会社に行くために朝ご飯を食べ、顔を洗い、髪を整え、服を着替えている。

逆だよ逆、と思う。暮らすために仕事をしているのだ。楽しく食べて、気持ちよく風呂に入り、清々しく顔を洗う毎日のために、働いているのだ。そのためには、ある程度時間が必要だ。9時から次の9時まで仕事をするような生活では、日々の暮らしは仕事を続けるための息継ぎのような一瞬になってしまう。この3か月は、刹那の息継ぎを繰り返して何とか乗り切った日々だった。

僕はまともに泳げないから正確なたとえなのかはわからないが、クロールの息継ぎのようだった。顔を水面に出す瞬間で呼吸を終えるための技術。必要なのは、深呼吸だ。深く吸って、深く吐く。ゆっくりと、空気の味が分かるぐらいに。

そして、それを一緒にする人がほしい。会話には相手が必要だ。一緒に食べて、一緒に眠りたい。起きても誰かがいるといい。家に帰ると誰かがいたり、誰かが帰るのを待ったりしたい。おかえり。ごはんもう少しでできるよ。

がんばろう。たぶん今の自分に最も必要なことだ。