遠くから見たとき、とてもとても大きく、美しいと感じた。その大きさ、美しさから憧れ、いつも見ていた。ずっと近くで見たいと焦がれ、ついにその時が来た。思っていたよりも小さく、表面はごつごつとし、お世辞にもきれいではないく感じた瞬間、憧れは止まってしまった。また遠くから見るときはあるが、もう美しくは感じることはなくなった。詩砂防新汰ここは風が吹く場所。 留まらず、ただ流れる。 止まることはあれど、またどこかへ。