不安な気持ちになりやすい夜なので、あたたかいものを飲むためお湯を沸かそうと思う
沸かしながら、文字を打っている
マナーモードをオフにして打つと、文字を打つときの「かち、かち、かち、」という音に少しだけ癒される
靴を履いた小さな生き物が硬い床で足踏みをしている感じ
たまにこの音を聞いたオカメインコが「ク」と返事をする
最近、夜に寝付けないことが増えたので、太陽が昇っている間とても眠い
コーヒーやドリンク剤、毒にならない程度の少量のカフェインでブーストをかけようとするけど流石に限界がある
今日は早めに帰って1時間くらい仮眠を取ったら少し楽になった気がする
私が不安そうにしていると、オカメインコが「クー」と鳴きながら胸を張ってくる
鳥かごに布をかけてある夜であっても、呼んでくれることがある。
ウロコインコはさりげなく普段しないようなモノマネをして喋っている
彼女は布をかけた状態じゃないとあまり喋らない。実は恥ずかしがり屋なんだろうか
優しさなのかコミュニケーションなのかどうかわからないけど、こういうのが沁みる
台所の窓を見ると、部屋の明るさに釣られた虫を狙って、ヤモリがやってくるようになった
夫は、ヤモリが来るととても嬉しそうにする
「家を守る、いえもりさんだからね」と言う
ヤモリの手が小さな花みたいだと言う
あたたかくなって、今年もヤモリがやってきたので、私も嬉しい
古くなったほうじ茶のティーバッグ、味が出るのかわからないので多めに入れてみた。
夜のうちに飲みきれるのか
朝、冷めたものを飲んでもいいかな
味が薄いお茶はぬるい水道水の味がする
寝る前になると、小さい頃遊んだ思い出が頭の中に洪水のように溢れてきて、どうしようもなくなるときがある。
嫌なことを思い出すというわけではなく、楽しい思い出の上を頭が走り回ってる感じ
日の当たる電車内で揺られている想像をすると、少し眠くなる時がある
この想像で夜を乗り切ろうかな...