やさしいかぎしっぽ

tsukeda
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5/7

公私共にゆるくRTAみたいなスケジュールだったが、なんとかこなすことができた。

そんな日はソフトクリームを食べて自分を労いたくなるが、乗り越えなきゃいけない仕事もあるので、それはまた今度。

今日は仕事終わり、すぐに歯医者へ行かねばならなかった。着くとすぐ案内してもらい、処置してもらえた。

近くでは子ども(と子供の歯)の対応をする歯科衛生士さんの声が聞こえた。

「かばさんみたいに大きなお口をあけてね!」

「上手!」「すごい!」「えらいね!」

たくさん褒める声、励ます声が聞こえた。

衛生士さんの子供への言葉選びや気遣いに感動した。私は思わず、少しだけ口を大きく開けてみてしまった。しかし、特に褒められることもなかった。大の大人だから、当然である。

それどころか、前回私が処置してもらった際は

「すぐ口閉じていくので、だいぶ歯を食いしばる癖があるかもしれません。器具使いますね。」と開口器を使われることになってしまった。

恥ずかしい限りである。

心の中で「すごい!」「偉い!」を繰り返してるから...大丈夫である...

最近は、実家のおばあちゃん猫の体調が心配だ。猫を看病する母のことも心配である。

なかなか、落ち着かない。

ごわごわの毛をした猫。

母に抱っこされながら私に「撫でろ」と要求してきた甘えん坊の猫。

私のことだけ、おそらくだけど、名前で呼んでくれていたと思う。呼ばれやすい名前でよかった

ぐったりしていて、撫でろと要求することはないが、そっと頭を撫でると、かぎしっぽを私の腕に優しく巻きつけてくれる。

会いに行った時はずっと、猫を撫でて励ましている。横に寄り添って寝転がってみるときもある。

猫への励ましは、猫に届いてほしいのはもちろんだけど、母にも届いてほしい。そして、自分に言い聞かせている言葉でもあるんだと思う。

一日一日を少しずつでも乗り越えていってほしい。

追記

夜にずっとYouTubeで野鳥がごはん食べてるライブカメラを観たら、なんだか穏やかな気持ちになった。

特にゲティスバーグのライブカメラ。

忘れたくないので書いておく。

@dan5suke
趣味や創作 日常