ポエム納め。
仕事
仕事面でめっちゃざっくり振り返ると、自分が扱える具体と抽象の距離が広がった感覚を得られた1年だった。
私はストレングスファインダーでも戦略性や最上志向が上位で、これまでも「組織が出せるアウトカムを最大化する」など良さげなことは言いつつも、具体性がない部分で止まっていたことは自覚していた。
特に直近意識していたのはオペレーション設計、KPI設計だった。エンジニアの活動を定量で成果定義することにこだわり、それをどうすればもっと伸ばせるか、既存のオペレーションを徹底的に分析し、改善サイクルを回した。そういった活動を通じて、「そもそもエンジニアがレバーを最も引けるKPIを見定めること自体が戦略策定と一緒ではないか」など、戦略からオペレーション、実行までがつながったような感覚が得られたのが大きな収穫だった。
余談だが、GitHubの草を比較してもこれまでの1/10程度になっていて、エンジニアとして手を動かしたいといった未練がなくなったのだなと感じる。そしてこのままでは手を動かせなくなるという危機感もあるので、来年はもう少し手を動かす要素を増やせればと思う。
これまで以上に経営者やCXOとして働いている人への憧れであったり、どうやったらそのような人たちと同等の思考回路や人格・品格を獲得できるのだろうとか、そういった領域への興味が高まった年だった。
その他
私生活では結婚という大きな変化があった。
学生時代や20代は「結婚なんてする人間の気持ちがわからない」と批判していたのだが、シンプルに価値観がアップデートされてきた。30代中盤になり親と過ごせる時間が有限であることや、自身の死というものが以前より現実的に理解できるようになってきた側面もあるだろう。
仕事で自分が組織をつくることにハマり、自分の家庭をつくることにも興味が湧いてきたというのが大きい。まあ良いことばかりでもない気がするが、それなりに以前より楽しくやれていると思う。
あとは新婚旅行で20年ぶりぐらいに海外旅行に行った。旅行も比較的苦手なタイプなのだが、大人になってから行く海外は町をただ歩いているだけでも色々と思考を巡らせることができ、非常に楽しかった。
総じて私生活でも良い意味で自分の変化を色々と感じられた年だった。
あと今年から分割キーボードデビューしたけど、圧倒的に肩こりがマシになった気がする。30代以上プログラマの必需品なのではないか。知らんけど。